オフィスの移転は、単なる引っ越しではありません。それは、企業の未来を左右する重要な経営戦略の一つです。新しいオフィスをどのようにデザインし、どのような働き方を実現するかによって、社員の生産性やモチベーション、ひいては企業の成長が大きく変わります。
「パーテーションラボ」を運営するアイピック株式会社は、創業以来40年にわたり、数多くの企業のオフィス空間をプロデュースしてまいりました。本コラムでは、オフィス移転を機に「パーテーションでの間仕切り」を導入することで、企業にどのようなメリットや効果がもたらされるのか、そしてそれがどのように企業成長や働き方改革に貢献するのかを詳しく解説します。

1.なぜ今、パーテーションでの間仕切りが注目されるのか?

 新型コロナウイルスの流行は、私たちの働き方に大きな変化をもたらしました。
リモートワークの定着、ハイブリッドワークの普及により、オフィスの役割や求められる機能は多様化しています。画一的なオフィスレイアウトから脱却し、多様な働き方に対応できるフレキシブルなオフィス環境を構築するため、パーテーションが再注目されているのです。

従来のオフィス設計の課題

 ・集中できない環境: オープンスペースでは、周囲の話し声や電話の音が気になり、集中力が途切れてしまうことがありました。

 ・プライバシーの欠如: 機密性の高い情報を扱う際や、Web会議を行う際に、周囲の視線や音漏れが懸念されていました。

 ・コミュニケーションの偏り: 部署やチームごとに固定された席では、部署間の連携が生まれにくく、新たなイノベーションが生まれにくいという課題がありました。

 ・レイアウト変更の難しさ: 造作壁による間仕切りは、一度設置すると移動や撤去が難しく、オフィスレイアウトの変更に多大なコストと時間がかかります。

パーテーションが解決する新しいオフィスの姿

パーテーションは、こうした従来の課題を解決し、新しいオフィスの姿を実現します。

 ・集中と交流のバランス: 集中ブースや個室を設置することで、集中して作業できる環境を確保しつつ、必要に応じてミーティングスペースで活発な交流を生み出します。

 ・多様なワークスタイルへの対応: 固定席に縛られないABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の導入も容易になり、社員は仕事内容に合わせて最適な場所を選択できます。

 ・コストと柔軟性の両立: 移転やレイアウト変更の際にも再利用できるパーテーションを活用すれば、コストを抑えながらオフィス環境を最適化できます。

2.企業成長を加速させるパーテーション間仕切りの効果

集中力向上による生産性の最大化

パーテーションで区切られた集中スペースや個室は、周囲の喧騒を遮断し、社員一人ひとりの集中力を高めます。特に、プログラマーやデザイナーなど、高度な集中力を必要とする職種では、生産性の向上に大きく貢献します。

従業員満足度の向上と人材の確保

快適なオフィス環境は、従業員の満足度を向上させ、離職率の低下にもつながります。また、洗練されたデザインのオフィスは、企業の魅力を高め、優秀な人材の確保にも有利に働きます。

コミュニケーションの活性化とイノベーションの創出

パーテーションで戦略的に空間を分けることで、部署やプロジェクトチームごとに最適なコミュニケーション環境を構築できます。ガラスパーテーションを使えば、開放感を保ちながらも、視覚的に空間を分けることができ、部署間の連携を促進する効果も期待できます。

企業の文化を体現するブランドイメージの向上

パーテーションは、デザイン性の高い空間を演出する上で重要な要素です。コーポレートカラーを取り入れたり、企業のロゴをあしらったりすることで、統一感のあるオフィスデザインを実現し、ブランドイメージを向上させることができます。
企業成長を加速させるパーテーション間仕切りの効果

3.働き方改革を推進するパーテーションの活用術

Web会議に適した個室ブースの設置

Web会議が日常化した現代において、周囲の音を気にせず、また情報漏洩のリスクを抑えて会議ができる個室は不可欠です。防音性の高いパーテーションで個室ブースを設置すれば、集中してオンライン会議に臨めるだけでなく、会議室不足の解消にもつながります。

シチュエーションに応じたフレキシブルなレイアウト変更

可動式のパーテーションやローパーテーションを活用すれば、事業規模の変化やプロジェクトの増減に合わせて、自由にオフィスレイアウトを変更できます。成長フェーズにあるスタートアップ企業や、部署の再編が頻繁に行われる企業にとって、柔軟なオフィス設計は大きな強みとなります。

プライバシーとセキュリティの確保

機密性の高い情報を取り扱う部署や役員室には、スチールパーテーションや防音性の高いハイパーテーションが最適です。これにより、会話の内容が外部に漏れるのを防ぎ、情報セキュリティを強化することができます。

コスト削減と環境配慮を実現するリユースの推進

パーテーションは、移転やレイアウト変更の際に再利用できるため、コスト削減に貢献します。また、アイピックでは古いパーテーションの回収・リユース活動も行っており、持続可能なオフィスづくりをサポートします。

4.パーテーションの種類と選び方

 パーテーションには、様々な種類があり、目的や用途に合わせて選ぶことが重要です。
パーテーションの種類と選び方

1.アルミパーテーション

  • 特徴: 軽量で安価なため、短期間での施工やレイアウト変更が可能です。
  • メリット: コストを抑えつつ、手軽に空間を仕切ることができます。
  • 適した用途: 執務スペース、ミーティングスペース、休憩スペース。

アルミパーティションは、あらゆる内装間仕切りに対応できる実用性と可変性、そして経済性に優れた、ハイパーティションの基本製品です。

 

2.スチールパーテーション

  • 特徴: 耐火性・遮音性に優れており、会議室や役員室、サーバー室など、高い機密性や防音性が求められる場所に最適です。
  • メリット: 重厚感があり、オフィス全体に高級感を演出できます。デザインやカラーバリエーションも豊富です。
  • 適した用途: 役員室、会議室、サーバー室、集中ブース。

スチールパーティションは、見た目の美しさと、高性能を両立したパーティションであることが特徴です。フレームが内臓され、隠れている構造のため、主張し過ぎることなくスマートに空間へ溶け込みます。表と裏の両面パネルの中空構造と石膏ボードの内蔵で、優れた遮音性と不燃性も併せ持ちます。

3. ガラスパーテーション

  • 特徴: 開放感があり、採光を取り込めるため、明るく広々とした空間を演出できます。
  • メリット: オフィスに洗練された印象を与え、デザイン性を高めます。
  • 適した用途: エントランス、会議室、ミーティングスペース。

「独立性を保ちつつも、程よい開放感を」。この相反するコンセプトを実現したのがパーテーションラボの「ガラスパーテーション」です。パーテーション専門メーカーであるアイピックが運営するメーカー直販サイトパーテーションラボは、年間5000件の豊富な実績に基づき、一般的なワークスペースはもちろん、会議室、受付、Web専用会議室など、あらゆるビジネスシーンにマッチしたオフィス内スペースの内装工事について、規模の大小を問わずご提供が可能です。目的に沿ったゾーニング・オフィスレイアウト設計から企画から施工までワンストップでご提供します。

4. ローパーテーション

  • 特徴: デスク周りを緩やかに仕切り、個々の集中スペースを確保します。
  • メリット: 移動や撤去が簡単で、フレキシブルなレイアウト変更が可能です。
  • 適した用途: 執務スペース、フリーアドレス席。

ローパーテーションとは、オフィスや店舗などの内部空間を区切るために使用される、低い高さのパーティションのことを指します。

5.パーテーション工事は専門会社にお任せください

 パーテーションの選定から施工まで、パーテーション工事には専門的な知識が必要です。消防法や建築基準法などの法規制を遵守し、安全性と機能性を両立させるためには、専門家によるサポートが不可欠です。
パーテーションラボを運営するアイピック株式会社は、創業40年以上の実績と経験豊富なスタッフが、お客様のオフィス移転をワンストップでサポートします。設計から製造、販売、施工、そしてアフターフォローまで、専任担当者が一貫して担当することで、お客様の理想のオフィスを実現します。
オフィス移転は、企業の未来を描くチャンスです。パーテーションを活用した新しいオフィス空間づくりで、社員の働きがいと企業の成長を両立させませんか?
オフィスの課題やご要望は、企業によって様々です。まずは「パーテーションラボ」にご相談ください。専門のスタッフがお客様のニーズを丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。

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