応接室は、オフィスへの来訪者をもてなす大切な場所です。レイアウトやインテリア次第で企業の印象が左右されるため、オフィスに応接室を設ける際には、設計段階から計画的に進めていく必要があります。来訪者から良い印象を抱いてもらえる応接室を実現するには、どのようなポイントに注意すると良いのでしょうか。

本記事では、応接室の設計のポイントを、主に活用の利便性や事業活動における効果性の観点から解説いたします。応接室に適したインテリアコーディネートを決めるこつも併せて紹介するので、本記事を参考にして、御社のとっての最適な応接室創りの参考にしてください。

 

応接室は、オフィスへの来訪者をもてなす大切な場所です。レイアウトやインテリア次第で企業の印象が左右されるため、オフィスに応接室を設ける際には、設計段階から計画的に進めていく必要があります。

 

1. 応接室とは?オフィスにおける応接室の役割

 応接室とは、その名の通り、来訪者(ゲスト)を迎え入れ、歓待し、商談やミーティングを行うために設けられた特別な部屋を指します。

オフィス内においては、外部との接触が多い部署の近くや、エントランスからスムーズに誘導できる場所に配置されることが一般的です。単に「商談などをする場所」ではなく、企業の「顔」として機能する空間であり、来訪者に対して企業のカルチャーや品格を伝える役割を担っています。そのため、一般的な執務室とは一線を画し、静かで落ち着いた雰囲気、高いプライバシー性、そして洗練されたデザインが求められます。応接室の存在意義は、「ゲストに快適に過ごしてもらい、円滑で質の高いコミュニケーションを実現すること」にあると言えるでしょう。

そして、応接室は企業のブランディングを行う場でもあります。企業のブランドイメージが感じられる設計にすれば、来訪者に自社のイメージを伝えられるでしょう。

 

2. 応接室の歴史的背景とトレンド

 応接室の概念は、時代と共に変化してきました。

歴史的背景:威厳と格式の追求

昭和では、オフィスインテリアの多様化も進んでいないことこあり、応接室を単なる商談スペースと捉えることも少なくなく、企業のアイデンティティやプレゼンススペースといった認識はまだ希薄でした。

そして、高度成長期からバブル期にかけては、応接室は企業の「威厳」と「格式」を示す場でした。重厚な木製家具、革張りのソファ、立派な絵画などが配置され、来訪者に対して企業の成功と安定感を誇示する目的がありました。

応接室の歴史的背景

現代のトレンド:オープンネスと機能性

働き方改革やリモートワークの普及に伴い、現代のオフィスデザインは「オープンネス」「フレキシビリティ」「ウェルビーイング(心身の健康)」を重視する傾向にあります。

 ・脱・固定概念: 重々しいソファセットだけでなく、カジュアルなミーティングブースや、立って話せるハイテーブルなど、多様な形式が取り入れられています。

 ・ハイブリッドな利用: 商談だけでなく、社員の集中作業スペースや、カジュアルなリフレッシュスペースとしても利用されるケースが増えています。

 ・テクノロジーの融合: オンライン会議が増えたことで、高性能なカメラ、マイク、モニターなどのデジタル設備が必須となっています。

働き方改革やリモートワークの普及に伴い、現代のオフィスデザインは「オープンネス」「フレキシビリティ」「ウェルビーイング(心身の健康)」を重視する傾向にあります。

 

3. オフィスにおける応接室作りの基本の3つ

 企業の印象を向上させ、ビジネスを円滑に進めるための応接室を作るには、次の3つの基本原則を押さえることが不可欠です。

①目的と利用シーンの明確化

応接室は一つではありません。利用目的によって適切な広さや設備が異なります。

 ・役員クラスの重要な商談室(VIPルーム): 重厚感、高級感、高い遮音性が求められます。

 ・カジュアルな打ち合わせ・面談室: 開放感、親しみやすさ、柔軟なレイアウト変更が可能であることが望ましいです。

 ・大人数でのプレゼンテーションルーム: スクリーンやプロジェクター、十分なテーブルスペースが必要です。

誰が、どのような目的で、どれくらいの時間利用するかを明確にし、多目的に対応できる設計を検討しましょう。

②動線とレイアウト設計

来訪者がストレスなく応接室へたどり着けるよう、配置と動線は綿密に計画します。

 ・エントランスからの誘導: 受付やエントランスから迷うことなく、スムーズにアクセスできる動線が必要ですエントランスから応接室までの距離が遠いと、移動に手間がかかり、来訪者の負担になります。オフィスのエントランスからアクセスしやすい位置にしましょう。また応接室までの動線上に執務エリアがあると、デスクの上の機密書類などが来訪者の目に触れる可能性があるのでセキュリティ上おすすめしません。

 ・応接室までの通路を広めにとる:応接室までの通路は、移動しやすいように広めに設計しておきましょう。特に人の出入りが多いオフィスでは、来訪者がスムーズに移動できるよう、通路に十分な幅が必要です。通路が狭いと、人とぶつかったり移動しにくかったりして、企業イメージを損なう恐れがあります。一般的に、通路で人がすれ違うのに必要な通路幅は120cm以上とされています。万が一の災害時の避難経路の確保も視野に入れて、十分な通路幅を確保しましょう。

 ・ゆとりのある動線を確保する:応接室では、快適でゆとりのある動線を確保することも重要です。どれほどインテリアが整っていても、窮屈な応接室は来訪者に良い印象を与えません。来訪者がリラックスして商談や会議に臨むには、ゆとりを持たせたレイアウトである必要があります。例えば、来訪者が座るソファーとテーブルの間には、40~50cm程度のスペースを確保するのが理想です。商談前のあいさつなど、立ったり座ったりする際にスムーズに動きやすくなります。他にも、椅子やソファーの背面と壁が近過ぎると圧迫感が出やすいので、10~20cm程度の間を確保すると良いでしょう。応接室内の動線を邪魔しない適切なサイズの家具を選ぶことも大切です。

 ・プライバシーの確保: 執応接室では秘匿性の高い情報が交わされる場面も多いので、周りの視線や音漏れにも配慮した設計にしましょう。個室タイプの応接室でも、ガラスのパーテーションが用いられていたり、窓があったりすると、外部の視線が入りやすくなります。また執務エリアや廊下に隣接していると、守秘性の高い商談を行う際に音漏れが不安になるでしょう。執務室からの視線や騒音が届かないよう、ゾーニングを考慮する必要があることに加え、特に機密性の高い商談を行う場合は、執務エリアの奥に配置するなどの配慮が必要です。プライバシーに配慮するには、パーテーションや窓にくもりガラスを採用したり、ブラインドを設置したりするのがおすすめです。音漏れを防ぐには、防音性や吸音性に優れた素材のパーテーションを用いると良いでしょう。

 ・ビジネスマナーに則った座席配置をする: 応接室のレイアウト設計では、上座・下座の位置にも配慮しましょう。基本的なマナーでは、出入り口から遠い席が上座です。しかし、窓から景色が望める場合やアートや調度品が飾られている場合、その正面の席が上座になります。またソファーの場合は複数人で座れるものが良く、3人掛けでは真ん中が上座になるなど、ビジネスマナーには複雑なパターンが多く存在します。そのため、来訪者が混乱しないように、上座や下座が分かりやすいレイアウトにするのがおすすめです。例えば、上座の席から見やすい位置にスクリーンを設置したり、大きなソファーを上座、1人掛けのソファーを下座に設置したりするなどです。上座がどちらか一目で分かれば、来訪者の案内もスムーズにいきやすいでしょう。

③企業のブランドイメージとの統一

応接室は、企業のイメージを伝えるための「ショールーム」でもあります。

 ・コーポレートカラーの活用: インテリアや小物に企業カラーを取り入れ、統一感を演出します。

 ・デザインコンセプト: 「革新性」「信頼感」「親しみやすさ」など、企業のコアバリューに応じたデザインコンセプトを設定し、それに沿って内装や家具を選定します。

 

4. 機能的な応接室を実現する3つの要素

 質の高いコミュニケーションを生み出す応接室は、「快適性」「セキュリティ」「設備」の3つの要素によって成り立っています。

①快適性(居心地の良さ)

ゲストにリラックスしてもらい、話しやすい環境を整えます。

 ・照明: 明るすぎず、暗すぎない、暖色系の間接照明を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出します。

 ・温度・湿度: 空調設備はゲストの座席に直接風が当たらないよう配慮し、常に快適な温度を保ちます。

 ・音環境: 外部の騒音を遮断し、会話が外部に漏れないよう配慮します(遮音性の高い間仕切りや吸音材の導入)。

②セキュリティとプライバシー

特に機密性の高い商談では、情報漏洩を防ぐ環境が不可欠です。

 ・視線対策: 執務室からの視線を遮る工夫(磨りガラスや目隠しシート)が必要です。

 ・機密保持: 契約書や重要書類を扱うため、入退室管理や、施錠できる収納スペースの設置も検討します。

③最新のテクノロジー設備

デジタル時代に対応できる環境整備が求められます。

 ・高速Wi-Fi: ゲストがストレスなくインターネットに接続できる環境を提供します。

 ・電源・コネクタ: ゲストがノートPCやスマートフォンを充電できるよう、テーブルや壁面に電源タップやUSBポートを設置します。

 ・会議用ツール: 大画面モニター、ホワイトボード、高品質なWeb会議システムを整備し、ハイブリッドな商談に対応します。

 

5. 働きやすい応接室をつくる3つの要素

 働きやすい応接室とは、ゲストだけでなく、応対する従業員にとっても使いやすく、生産性の高い空間を指します。

①清掃とメンテナンスのしやすさ

応接室は常に清潔に保たれている必要があります。複雑な形状の家具や、汚れが目立ちやすい素材は避け、日々の清掃が容易な設計を心がけます。定期的なプロによるメンテナンス計画も重要です。

②従業員視点の動線確保

応対側の従業員が、ゲストを待たせずにスムーズにお茶出しや資料の準備、退出時の見送りができるような動線設計が必要です。給湯室や保管場所とのアクセスも考慮に入れましょう。

③フレキシブルな家具選定

可動性の高い軽量なテーブルやスタッキング可能な椅子を選ぶことで、急な人数変更やレイアウト変更に柔軟に対応でき、従業員の準備負担を軽減します。

オフィスエントランスの待合スペース前に並ぶ応接室入口。億のバックヤードに給湯室が控えたアクセスの機能的なパーテーションラボショールームのレイアウト。

 

6.満足度を高める応接室デザイン

居心地の良い応接室は、モチベーションや仕事の質も高めます。

①リラックス効果のある要素の導入

  • 自然光の活用: 大きな窓からの自然光は、集中力を高め、精神的なリラックス効果をもたらします。

  • バイオフィリックデザイン: 観葉植物などのグリーンを配置することで、空間に潤いと安らぎを与えます。

②企業のアイデンティティを反映

従業員が自社の応接室に誇りを持てるようなデザインは、エンゲージメントの向上に繋がります。企業の理念や歴史をさりげなく示すアート作品や、社内報の展示なども効果的です。

 

7.応接室のインテリアコーディネートのポイント

 応接室のインテリアコーディネートを決める際、どのようなポイントを意識すると良いのでしょうか。いわゆる感覚的なセンスということよりもここでは、事業成果に貢献する応接室に仕上げるために知っておきたいポイントを5つ紹介します。

①企業のブランドイメージを反映させる

応接室のインテリアには、企業のブランドイメージが伝わるような要素を取り入れましょう。前述の通り、応接室は外部からの来社された方をもてなす部屋です。そのため、企業理念やブランドイメージが伝わりやすいインテリアデザインを取り入れるのがおすすめです。例えば、インテリアを決める際、コーポレートカラーを取り入れると企業の印象を強めることができます。その色を基調にして同系色の家具や棚などをそろえていくと、統一感のある空間に仕上がりやすいです。応接室の一角に、自社で扱っている商品をいくつかディスプレイするのも効果的です。これといって目指すべきブランドイメージが固まっていない場合でも、「信頼性」や「清廉性」といった具合にテーマを決めて、それに沿ったインテリアを選ぶのも良いでしょう。

②適度にアートや植物を配置する

絵画などのアートや観葉植物を適度に配置するのもおすすめです。応接室が殺風景だと、来訪者の印象に残りにくかったり、緊張感を与えてしまったりします。応接室を視覚的により魅力的な環境に仕上げるためにも、アートや観葉植物を取り入れてみましょう。どのようなアートを選べば良いか分からない場合は、企業のイメージに合った絵画や風景写真、彫刻などがおすすめです。応接室の壁がごちゃごちゃした印象にならないように、適切な数を配置しましょう。観葉植物を取り入れる場合は、日の光が入る窓際や棚の上などに置くのがおすすめです。観葉植物のグリーンには、来訪者の緊張を緩和してリラックスしやすい雰囲気を演出する効果もあります。観葉植物が置けない環境なら、花瓶に生けた季節の花や、プリザーブドフラワーなどで空間に華やかさを足すのも良いでしょう。

③用途に合わせた家具を選ぶ

応接室の用途に合わせた家具を選ぶことも大切です。来客が少ないオフィスや、応接室と会議室を兼用しているオフィスなど、応接室の利用状況は企業によって異なります。そのため、自社の状況に合う家具を選ぶ必要があります。例えば、少人数で商談をする機会が多いなら、ゆったり座れるソファーとローテーブルが使いやすいです。情報共有にパソコンを使うことが多いなら、操作しやすい高さのテーブルや椅子を選ぶと良いでしょう。また応接室と会議室を兼用しているオフィスなら、大人数で利用できるロングテーブルや椅子、ベンチを用意しておくと対応しやすいです。利用人数に合わせて簡単に設置・撤去できるキャスター付きのテーブルや折り畳み式の椅子なども、空間活用の柔軟性が高くなります。

④必要に応じてモニターやマイクを備え付ける

あらかじめモニターやマイクを設置しておくと便利です。近年、リモートでの商談や会議の機会が増加しています。今後もこの需要に合わせて柔軟に業務を進めるには、応接室に付加機能を備えておくと安心です。モニターやマイクを設置する際は、電源やケーブルが床に散乱すると転倒の危険や美観の低下につながるため注意が必要です。ケーブルの収納方法や無線化などを検討して、対策しましょう。

⑤照明選びにもこだわる

応接室の雰囲気にこだわりたいなら、照明選びにも気を配りましょう。おもてなしを重視したい応接室なら、来訪者がリラックスしやすい暖色系の照明を選ぶのがおすすめです。一方、打ち合わせや会議での実用性を重視する応接室なら、視認性に優れた白色系の照明を選ぶと良いでしょう。他にも、照明を工夫して光を拡散させたり壁の一部にスポットライトを当てたりすると、空間に立体感が生まれます。照明の選び方や光の当て方で簡単におしゃれな雰囲気を演出できるので活用しましょう。その際、極端に暗くなる部分ができないように照明の配置を確認しておくのがおすすめです。

応接室のインテリアコーディネートのポイント

 

8. 現代の応接室デザインの3大トレンドとパーテーションの役割

 現代の応接室デザインは、従来の「閉鎖的な個室」から大きく進化しています。その進化を支えているのが、施工型パーテーションの柔軟な活用です。

トレンド1:多様なサイズの空間の確保(=フレキシビリティ)

現代のオフィスは、2人用のカジュアルな打ち合わせから、10人以上の重要な商談まで、多様なニーズに対応する必要があります。

パーテーションの強み: 可動式パーテーションや、ブース型パーテーションを活用することで、必要に応じて大部屋を小部屋に分割したり、すぐに元に戻したりすることが可能です。これにより、限られたフロア面積を最大限に有効活用できます。

トレンド2:オープンスペースとの調和(=ゾーニング)

全体的にオープンなオフィス空間の中で、応接室だけが完全に閉鎖的ではデザインの調和が取れません。

パーテーションの強み: ガラスパーテーションは、適度な遮音性を保ちつつ、光を通し、空間の広がりを感じさせます。これにより、オープンオフィスとの連続性を保ちながら、応接室としてのプライバシーを確保できます。

トレンド3:高い静音性とプライバシーの確保(=コンセントレーション「集中」)

Web会議の増加により、周囲の騒音を完全にシャットアウトできる環境が重要です。

パーテーションの役割: 高い遮音性能を持つスチールパーテーションや、二重構造のパーテーションを導入することで、機密性の高い商談やWeb会議の音漏れを防ぎ、集中できる環境を提供します。

施工型パーテーションならばの設計の自由度を生かしてで大小様々な応接室の設置が可能です。

 

9. 応接室におけるパーテーションの導入と活用のメリット

 応接室を作る上で、パーテーションは単なる壁ではなく、機能性とデザイン性を両立させるための戦略的なツールです。

①短期・低コストでの空間創出

コンクリートや石膏ボードによる壁を作る工事(軽鉄工事)に比べ、パーテーション工事は工期が短く、内装仕上げの費用も抑えられるため、比較的低コストで応接室を新設できます。事業の拡大・縮小に合わせて、迅速なオフィスレイアウト変更が可能です。

②高い移設・再利用性

パーテーションは、解体や移設が容易にできます。企業の成長に伴うオフィス移転や、レイアウト変更の際に、パーテーションを分解して移設先で再利用できるため、建築廃材を減らし、コスト削減と環境負荷の低減に貢献します。

③多様なデザイン・機能性の選択肢

パーテーションは素材やカラーバリエーションが豊富です。

  • ガラス: 開放感、採光性の確保(目線対策としてフィルム利用も可能)

  • スチール: 高い耐久性、遮音性、重厚感

  • アルミ: 軽量、シャープなデザイン、低コスト

企業のブランドイメージや、応接室の目的に合わせて、最適な素材と機能を組み合わせることが可能です。

 

10. パーテーションを活用した機能的な応接室の施工事例

 理想の応接室を実現するために、具体的なパーテーションの活用例を紹介します。

①【信頼感×クラシックモダン】モノトーンと秘匿性を考慮した応接室

パーテーションを活用した機能的な応接室の施工事例①【信頼感×クラシックモダン】モノトーン

 

デザイン特徴: 壁面を落ち着いたグレー、パーテーションをブラックのフレームのスチール製で統一。インテリジェンスとミニマリズムを感じさせるテーブルと、クラシックモダンなファブリックタイプのチェアを配置。間接照明を採用し、信頼感と意匠性を両立。

パーテーション活用: 完全に遮音性を確保するため、パーテーションパネルにデザイン性もある吸音パネルを採用。

効果: 役員クラスの重要な商談や、企業の機密事項を取り扱う際に、会話の漏洩を完全に防ぎます。重厚なデザインは、企業の信頼感や格式を演出し、ゲストに安心感を与えます。

 

②【開放感×クリエイティブ】明るい光が差し込むデザイン

パーテーションを活用した機能的な応接室の施工事例②【開放感×クリエイティブ】明るい光が差し込むデザイン

デザイン特徴: 白いフレームと格子状のガラスパネルを活かした自然光あふれるデザイン。

パーテーション活用: エントランスに近い場所では、ガラスパーテーションを用いて、内部の明るさをエントランスにも波及させ、企業の透明性を表現。

効果: 圧迫感なく採光を確保し、明るくオープンな雰囲気を作ります。目線の高さにストライプやフォグラスシートを貼ることで、プライバシーを守りつつも、空間の広がりを感じさせます。

③【フレキシブル×効率的】スライディングウォールで間仕切る多目的応接スペース

パーテーションを活用した機能的な応接室の施工事例③【フレキシブル×効率的】スライディングウォールで間仕切る多目的応接スペース

デザイン特徴: 一つの広い空間を、時間帯や目的によって柔軟に使い分けられるように設計された事例です。全体の色調は、集中力を妨げないニュートラルカラー(白、ライトグレー、木目)で統一し、家具は軽量で移動しやすいキャスター付きのテーブルやスタッキングチェアを採用しました。

パーテーション活用: 可動式パーテーション(スライディングウォール)を天井レールに沿って設置。

効果: 

  • 開放時(全面展開):カフェススタイルのオープンスペースとして、「休憩スペース」や「カジュアルな打ち合わせ」などフレキシブルな運用が可能です。

  • 分割時:「社内会議」や「研修会場」、あるいは「セミナールーム」として利用でき、企業のイベントスペース不足を解消します。限られたフロア面積の中で、利用率の向上と、空間の多角的な活用に大きく貢献し、結果としてオフィスの生産性を高めます。

 

パーテーションの応接室の内装施工事例

パーテーション施工事例|東京都港区新橋 ブラックパーテーションの洗練されたモダンオフィス空間

パーテーション施工事例|東京都墨田区 ブラックとガラスで、人と空間の関係性を最適化するオフィス創り

パーテーション施工事例|神奈川県横浜市 古民家リノベーションで、スタイリッシュオフィスへ!

 

まとめ|パーテーションで、生産性を最大化するオフィスの応接室づくり

 応接室は、オフィスへの来訪者を迎える大切な空間です。

単なる商談の場にとどまらず、企業の第一印象を形づくる顔としての役割も担っています。そのため、オフィスに応接室を設ける際は、レイアウトやインテリアに工夫を凝らし、自社のブランドイメージに合う空間づくりを行いましょう。

設計する際は、遮音性や視線の遮断などの機能を備えたパーテーションを導入すると、秘匿性の高い会話も安心して行うことができます。心地よく整えられた空間は、商談や会議を円滑に進め、ビジネスの成果にもつながるでしょう。

また応接室は、単なる部屋ではなく、企業のブランドイメージを伝え、質の高いビジネスコミュニケーションを実現するための戦略的な空間です。来訪者からの第一印象を決定づけ、その後の商談の成否をも左右する重要な場所と言えます。

理想の応接室をつくるためには、単に高価な家具を置くだけでなく、「目的・動線・機能性」を緻密に設計し、特に「プライバシーとフレキシビリティ」を両立させることが現代の成功の鍵となります。

理想の応接室づくりにはパーテーションラボへご相談ください

私たちパーテーションラボは、応接室の機能性、デザイン性、コスト効率を最大化するためのパーテーション導入を専門としています。

  • 高い遮音性を求める重要な商談室

  • 開放感とコストを両立させたいカジュアルな面談室

  • 移転やレイアウト変更に備えた再利用性の高い空間

お客様のオフィスの規模、目的に合わせた最適なパーテーション素材(スチール、アルミ、ガラス)とレイアウトをご提案いたします。企画、設計から施工、アフターフォローまで一貫してサポート。理想の応接室づくりを通じて、あなたのビジネスの生産性最大化をサポートいたします。

パーテーションラボでは、施工の前段階からお客さまのニーズを丁寧にヒアリングし、利用人数や主な商談の目的に応じた応接室プランをご提案します。明るく開放的なミーティングルームから、重厚感ある落ち着いた応接室まで、多様なスタイルに対応可能です。理想の応接室をつくりたい方は、パーテーションラボまでご相談ください。

 

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