「働きたくなるオフィス」を実現、木製ペンシルブースとルーフデスクの魅力

　現代のオフィスにおける集中作業と柔軟性のニーズに応えるための、アイピックで取り扱うマルチワークファニチャーシリーズの木製ブースやデスクをご紹介いたします。

これらの製品は、パネル組立式の即日設置・移設が容易で、キャスター付きによる高いレイアウト変更の自由度を実現しています。特にルーフデスクは、傾斜した屋根で適度に視線を遮り、LED照明や電源などの機能を標準装備することで、景色を切り取るパーソナルな集中空間を創出します。一方、ペンシルブースなどのセミクローズド型ブースは、温かみのある木材と吸音効果のある素材を使用し、完全な閉塞感なく適度な遮音効果と多様な用途（ミーティング、ソロワーク）を提供します。これらの家具は、建築上の制約を受けにくく、迅速な企業成長と従業員エンゲージメントの強化をサポートする、持続可能で柔軟なオフィスソリューションとしておすすめです。

1.現代オフィスが直面する課題と空間ソリューションの必要性

　現代のオフィス空間には、「チーム作業のための解放感」と「個人の集中作業のためのプライバシー」という、一見相反する要素の両立が強く求められています。

また、多くの企業が共通して抱える課題として、優秀な人材を獲得するためのリクルート対策と、既存の従業員のモチベーションやロイヤルティ（エンゲージメント）の強化が挙げられます。

快適でデザイン性に優れた魅力的なオフィス空間の創出は、単なる福利厚生ではなく、これらの課題を解決する戦略的な投資です。従業員エンゲージメントを高め、生産性向上に貢献し、「働きたくなる空間」は、結果として人材獲得のリクルート対策にも極めて有効に作用します。

しかし、従来の解決策である大掛かりな内装工事や、用途が固定されがちな個室ブースの導入は、時間、コスト、そして柔軟性の欠如という大きな課題を伴いました。

本記事では、こうした現代オフィスの課題を、家具什器以上だけど造作工事未満の「数時間設置」で、「高いデザイン性と活用の柔軟性」で解決するアイピックマルチワーク ファニチャーシリーズより、「ルーフデスク」と「ペンシルブース」の二つの新感覚ブース型ファニチャーに焦点を当て、その具体的な機能と企業にもたらすメリットを解説します。

2.「アイピックマルチワークファニチャー」シリーズ

iPIC Multi Work Furniture（アイピック マルチワーク ファニチャー）シリーズは、現代の働き方の変化に即座に対応できる、柔軟でサスティナブル（持続可能）な可動式オフィスソリューションです。

このシリーズは、大掛かりな内装造作工事が不要なパネル組立式を採用しており、設置や移設、レイアウト変更が非常に容易である点が最大の特徴です。分解・再組立が可能であるため、オフィス移転や改装時もスムーズに移動させることができ、経済的で持続可能なオフィス資産となります。

アイピックでは、その構成要素（「I」イマージュ, 「P」パネルアッセンブリー, 「C」キャスター, 「F」フォーム）が示すように、没入感のある集中空間の提供、パネル組立による簡単な設置、キャスター付きによる移動の容易さ、そして多様なオフィスプラットフォームへの対応を実現しています。

3.”ルームインルーム”壁を作らず空間を区切る「ペンシルブース」

画像をクリックして、解説動画をチェック！

　「ペンシルブース」（PENCIL BOOTH）は、「ゆるやかに仕切りながら、個室感も創出する新感覚コミュニティブース」です。完全な個室ではなく、ルーム・イン・ルームなセミクローズドタイプの木製ブースであり、オフィス内に程よい快適な個別ワークスペースの設置を実現します。

アイコニックなデザインと安心感

ペンシルブースは、その名の通り鉛筆をモチーフにした木製パネルで構成された、ファニーでアイコニックなデザインが特徴です。

素材には温かみのある木材が採用されており、木のぬくもりが圧迫感を軽減し、視覚的なリラックス効果をもたらします。完全に空間を遮断するのではなく、セミクローズドな「抜け」を設けることで、閉塞感なく集中しやすい環境を提供します。

高い柔軟性とサスティナビリティ

ペンシルブースの最大の特長は、「置くだけ」という手軽さと、高い設置自由度です。

家具の「置くだけ」以上、内装の「工事未満」の容易な移設

従来の造作個室とは異なり、ペンシルブースは「家具」として扱えるため、建築基準法上の制約を受けにくく、短工期でのフレキシブルな空間提案が可能です。内装工事が不要で、設置も移設も簡単に行えます。

モジュール式

連結パネル（パーツ単位）を組み合わせることで、用途や好みに応じて様々なデザインやレイアウトが実現できます。ミーティング、ソロワーク、休憩室など、目的合わせた最適な空間を創造できます。

キャスターとアジャスター

キャスター付きで移動もラクラクですが、設置後はアジャスターでしっかりと固定できます。

快適な集中環境を支える機能

ペンシルブースは、ミーティングやソロワークに必要な快適性を追求した機能を装備しています。

給電・照明設備

LED照明と100V電源（コンセント×3口）、USBポート（×2口）といった給電設備を標準装備しています。

吸音効果

ソファ付きタイプはブース内の反響音を軽減し、吸音効果のあるファブリックが音の反響を和らげ、適度な調音効果を発揮します。これにより、周囲のざわつきを適度に抑えながら、閉塞感のない快適な集中環境を提供します。

ペンシルブースがもたらす5大メリット

ペンシルブースの導入は、具体的な経営メリットをもたらします。

①業務効率の向上：必要な時に集中できる空間を即座に確保し、企業の生産性を高めます。
②コストと工期の削減：工事不要の「置くだけ」設置により、導入コストと工期を大幅に圧縮します。
③従業員エンゲージメントの強化：快適で柔軟な働く環境が、従業員満足度とロイヤルティを高めます。
④企業成長への貢献：組織の変化に即座に対応できる空間が、スピーディな事業展開をサポートします。
⑤資産の流動性：移転時も再利用が可能であり、経済的で持続可能なオフィス資産となります。

4.景色を切り取り、没入感を高める「ルーフデスク」

「ルーフデスク」（ROOF DESK）は、「景色を切り取り、空間にリズムを生む新感覚ブース型デスク」として、デスク自体が空間の一部となる新しい発想の製品です。

画像をクリックして、解説動画をチェック！

デザイン性とプライバシーの両立

ルーフデスクは、その名の通り「屋根の囲い」を持ち、周囲の視線を適度に遮りながらも、圧迫感のない「おこもり感」のあるパーソナルスペースを創出します。

特に正面がオープン仕様であるため、窓際への設置に最適であり、外の景色をまるで額縁のように切り取ります。これにより、デスク自体がオフィス空間の洗練されたデザインアクセントとなります。

また、周囲の視線を効果的にカットするパネルの高さ設計が施されているため、横並びの席であっても気が散ることなく仕事に集中できる空間を確保します。

集中力を高める機能性と柔軟性

ルーフデスクは、高い生産性を実現するための機能を標準装備しています。

給電設備

作業に最適なLED照明に加え、100V電源（コンセント×3口）とUSBポート（×2口）を標準装備しています。

収納ユニットとの組み合わせ

豊富な収納ユニット（ショートワゴン、デスクワゴン、キャビネット、トールキャビネット、サイドデスクなど）と自由に組み合わせることで、個人のニーズに合わせた最適なワーク環境を構築できます。これにより、「デスク周りが散らかるのを解消したい」といった収納の悩みも解決します。

キャスター付きの移動性

キャスター付きであるため、レイアウト変更もスムーズに行えます。分解・再組立も可能なパネル組立式であるため、大規模な工事なしに設置・移設が簡単に行えます。

機能性と意匠性の両立

ルーフデスクには、ルーフ（屋根）の傾斜に右上がりと左上がりのラインナップがあります。設置場所に合わせた選択ができます。

ルーフデスクは、単なるオフィス重機に留まらず、働く人に景色を切り取り、見た目以上の没入感を与え、働く意欲を高めることで、従業員エンゲージメント向上に貢献します。

5.働き方改革とリクルート対策への貢献

　アイピックマルチワークファニチャーシリーズが実現する「快適でデザイン性に優れた空間」は、企業価値の向上にも貢献します。

生産性向上とエンゲージメントの強化

周囲と適度にコミュニケーションを取りながらも、ほどよく視線を遮ることができるルーフデスクやペンシルブースは、快適性と生産性を同時に向上させます。働く環境が快適で柔軟であることは、従業員の満足度とロイヤルティを確実に高め、エンゲージメントの強化につながります。見た目以上の没入感、落ち着きのある空間は、そこで働く人々に「心地よさ」を提供し、「この空間で働きたい」という意欲を掻き立てます。

競争力のあるリクルート戦略としてのオフィス設計

現在、あらゆる企業が人材獲得を課題としています。採用市場において、オフィスのデザインと機能性は、求職者にとって企業文化や働き方を測る重要な指標となっています。

高いデザイン性と機能性、そして空間の柔軟性を兼ね備えたアイピックマルチワークファニチャーは、施工型パーティションと組み合わせることで、未来志向のオフィスソリューションとして、働く意欲を高める魅力的な環境を提供します。これは、求職者に対しても「この企業は、従業員ファーストの労働環境を大切している」というメッセージを明確に伝えることになり、競争優位性のあるリクルート対策として有効に機能します。賃貸オフィス物件やコワーキングスペースなど、幅広いシーンでの導入が見込まれているのも、その高い需要と汎用性の証です。

まとめ｜アイピックマルチワークファニチャーで描く未来のオフィス

アイピックマルチワークファニチャーシリーズのルーフデスクとペンシルブースは、「集中と解放」という現代のオフィスが抱える二律背反の課題を解決する一助となるはずです。

内装工事に頼ることなく、家具としてオフィス空間の質を向上させるこのアプローチは、組織の成長や変化に迅速に対応できる空間の実現を可能にし、企業にスピード感のある事業展開をサポートします。

壁で仕切るか、解放するかの2択から、ゆるやかな壁で程よく空間を区切るという新しいアプローチ、そしてキャスター付きで移動も可能なフレキシブルな設計 は、オフィスの移転や改装時の手間やコストを大幅に削減し、サスティナブルなオフィス資産を構築します。

アイピックマルチワークファニチャーは、高い機能性とウェルネスに通づるデザインによって、従業員に最高の没入感と快適なワークスペースを提供し、結果として企業の生産性向上と、優秀な人材を獲得するリクルート力を支えるソリューションです。

ペンシルブースは、パーテーションラボショールームにて常設もしております。ぜひ一度、パーテーションラボショールームでその快適性や没入感を体感し、貴社の働き方をより快適に、より柔軟に変える第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

ポッドキャストで深堀り解説！↓