日本は地震や台風などの自然災害が頻発する国であり、私たちは平時から防災対策を心がけておくことが大切です。

企業にとっても、災害時において従業員の安全を保持し、顧客や自社の災害リスクを軽減することは、社会的責任の重要な要素とされています。

オフィスにおける地震対策というと、建物の構造を思い浮かべがちですが、従業員の身の回りに存在するオフィス家具や間仕切り(パーテーション)の安全性が、地震による人的被害を大きく左右します。東京消防庁の調査によると、地震による負傷者の原因のうち、家具類の転倒・落下・移動によるものが3割から5割と大きな割合を占めていることが判明しています。

オフィス内の間仕切りは、単に空間を区切るだけでなく、地震対策としても重要な役割を担っています。特に2011年の東日本大震災以降、オフィスにおける地震対策への関心が高まり、耐震性の高い間仕切り壁の開発が進められてきました。

リスクを軽減し、従業員を守るためには、製品の品質、適切な施工技術、そして長期的なメンテナンスが不可欠です。

本記事では、オフィスの移転や改装を検討している企業や担当者に向けてパーテーション専門メーカーであるアイピック株式会社が運営するパーテーションラボが、「安全第一」を踏まえたオフィス内装におけるノウハウや専門情報をご紹介いたします。

 

1. 災害リスクを軽減するパーテーションの製品品質|求められる「耐震性」と「不燃性」

 地震や火災など、万が一の災害が発生した際に、間仕切りがその機能を維持し、空間の安全性を保つためには、設置するパーテーションそのものが高い防災性能を備えている必要があります。求められる主要な性能は、主に「耐震性」と「不燃性」の二点です。

独自の技術で実現する高い耐震性能

従来のパーティションは施工性を重視していたため、大地震の揺れに耐えられないケースがありましたが、近年では独自の技術で開発された高耐震間仕切りが登場しています。

耐震性の高い間仕切りは、地震の揺れを吸収し、転倒や破損を防ぐ工夫がされています。

  • 高耐震設計: 地震の揺れを吸収し、パネルがレールから外れにくいように設計されています。
  • エネルギー吸収による減災: しなやかな動きで地震エネルギーを吸収することで、減災空間を実現する設計がされた製品もあります。

素材が持つ耐震性 — スチールパーテーションの優位性

パーテーションの素材自体が持つ構造的な特徴も、耐震性に大きく影響します。

  • スチールパーテーション: スチールパーティションは、不燃性だけでなく、耐震性にも優れていると言われています。継ぎ目がなく、素材もスチールであるため、耐震性が高いとされます。オフィスの間仕切りとして、多少の地震で倒壊せず、身体的危険のリスクを抑制できる点は大きなメリットです。
  • パーテーションラボのスチールパーテーションは、見た目のデザイン性だけではなく、建築基準法の内装制限に見合った「不燃材料の認定」を受けています。スチール製パーテーションは、完全不燃間仕切りとして、機能と安全を第一に考えて作られており、耐震性、遮音性、断熱性にも優れた性能を備えています。

スチールパーティションは、不燃性だけでなく、耐震性にも優れていると言われています。継ぎ目がなく、素材もスチールであるため、耐震性が高いとされます。オフィスの間仕切りとして、多少の地震で倒壊せず、身体的危険のリスクを抑制できる点は大きなメリットです。

地震後の火災リスクに備える高い不燃性

地震発生時には、暖房器具やOA機器の誤った使用方法による発火など、火災の原因は決して少なくありません。可能性がゼロではない限り、万が一に備えることが防災対策の基本であり、施工型パーテーションにも防炎性能を備えているものを選択することが求められます。

不燃性能を持つパーテーションはスチール製のものが一般的ですが、パーテーションラボは専門メーカーとして、自社のパーテーション製造工場で、高い不燃性能を備えたアルミパーテーションを生産し提供しています。

  • 不燃アルミパーテーション: パーテーションラボの不燃アルミパーテーションは、字通り「燃えにくい」特性を持つ間仕切りです。アルミ製のフレームと、内部に特殊な素材を組み合わせて作られています。火災時の安全性が重視される場所で活躍します。材が燃えにくい素材でできている難燃性のコアを採用することで高い不燃性能を誇り、火の広がりを抑える効果があります。外からの熱に強い断熱性があるため、万が一の火事の際にも燃えづらく火の手から守ります。不燃材料認定を受けているため、内装制限が定められた各種施設・区画にも安心してご利用いただけます。その高い不燃性能から、低コストで短工期に設置できる屋内の喫煙ブースにも利用されています。

 

ーテーションラボの不燃アルミパーテーションは、難燃性のコアを採用することで高い不燃性能を誇り、なおかつリーズナブルなアルミパーティションです。

これらの高性能なパーテーション製品を選定することが、オフィスの安全基盤を確立する第一歩となります。

 

2. 地震から安全を守る鍵|「施工技術力」が決定づけるパーテーションの耐震性能

 どんなに高品質なパーテーション製品を選んだとしても、それを正しく、かつ安全性を最大限に高める方法で設置しなければ、地震発生時のリスクを軽減することはできません。パーテーションの耐震性能を決定づけるのは、メーカーとしての「施工技術力」にかかっています。

施工仕様が安全性を左右する

施工型のハイパーティションは、天井と床に支えられている構造ですが、その取り付け仕様には大きく分けて二種類あります,。

 ①レールタイプ: 天井にコの字型のレールを敷き、そこにパーテーションパネルを連結して固定する方式です。

 ②ジャッキアップタイプ: つっかえ棒のように柱をジャッキアップして天井に接地固定する方式です。

パーテーションが耐震性に優れていると言われるのは、製品の特性だけでなく、この「レールタイプ」で、地震が発生すると、一般の天井はブランコのように揺れます。天井と床にしっかりと固定される「レールタイプ」は、このリスクを軽減します。

レールタイプの施工型パーテーションが安全性に優れる主な理由は以下の通りです。

  1. 高い固定力

    • 天井に設置されたコの字型のレールにパネルを挿入し、連結・固定することで、パネルのぐらつきや転倒の危険性を大幅に低減します。

    • 特に地震などの揺れに対して、パネル一つ一つが独立している置型や簡易的なパーテーションよりも、構造全体で高い耐震性を発揮します。

  2. 構造的な安定性

    • レールとパネルが一体となることで、壁と同様の強固な構造体として機能します。

    • これは、パネルとパネルの結合部が安定し、日常的な衝撃や負荷に対しても変形しにくいことを意味します.

  3. 隙間の少なさ

    • パネルがレールに沿って精密に設置されるため、壁とパーテーションの間やパネル同士の間に不要な隙間が生じにくく、パネルが外れたり、物が挟まったりするリスクが少なくなります。

これらの特性から、レールタイプの施工型パーテーションは、オフィスや商業施設など、高い安全性と耐久性が求められる場所で一般的に採用されています。

パーテーションラボでは、デザイン性やコストパフォーマンスに優れた製品もご紹介しておりますが、まず「安全第一」を踏まえたご提案を実践しており、基本的に「レールタイプ」での施工を基本としています。

アイピック株式会社では、東日本大震災さなかで施工中でした神奈川県の大規模トランクルームが倒壊なく無事完工しお客様からお声をいただいたこともございました。(「施工途中で震災が直撃。アイピック製品は無事だった」(出典:https://majikiri.jp/professional/takahashi-k/))

 

ジャッキアップ式の場合は、パーテーションは天井に固定して設置するため、天井の強度や材質の事前確認が重要になります。強度が不足していると、パーテーションがきちんと固定されず、不安定になる可能性がありますので、信頼できる専門業者の現場調査が必須です。

 

家具の固定と間仕切りの関係性

オフィス全体の地震対策を考える上で、間仕切り壁の耐震化と並行して、大型オフィス家具の転倒対策も欠かせません。収納庫などの大型家具の転倒は、地震による人的被害の主要な原因となります。

オフィス家具の転倒・落下・移動を防ぐためには、レイアウトの工夫に加え、家具類の固定が不可欠です,。特に長周期地震動が発生する高層階では、家具の「移動」対策として固定が非常に重要になります。

家具の固定方法には床固定と壁固定がありますが、ここでパーテーションの専門的な知識が求められます。

  • 壁固定の注意点: 壁に固定することは、床固定よりも小さな固定力で済むため経済的に有利ですが、現代の建物では壁の固定力に期待できない場合が多く、床への固定と合わせて活用することが推奨されます。
  • パーテーションへの固定の限界: コンクリート壁以外では信頼できる壁とは言えず、可動間仕切(パーティション)や軽量鉄骨下地によるボード壁などは、あくまでも床固定の補助として考えるべきです。パーティションは構造体に結合されていないことが多いため、基本的には収納家具など大型家具の固定には向きません

また、オフィス内の安全性を高める工夫として、地震発生時に荷物が飛び出すのを防ぐため、開閉ロック機能付きの収納庫も有効です。

 

3. 信頼できるパートナーの条件|設置後の「アフターサポート」と企業の信頼性

 パーテーション設置における防災対策の成功は、製品品質と施工技術力だけで完結するものではありません。

オフィスレイアウトは変化するものであり、将来的な移設工事や、長期間の使用における調整、そして設置後の法令遵守など、トータルなサポート体制、すなわち「アフターメンテナンス」が極めて重要になります。

専門知識と法令遵守のサポート

オフィスに間仕切りを増設する際、建物の安全基準だけでなく、消防法に関する知識が不可欠です。

  • 消防法に基づく届け出: オフィスに間仕切りのパーティションを増設する場合、消防署への届け出が義務付けられています。工事を始める7日前までに届け出をするように法律で決まっており、既に使っているオフィスで間仕切りだけを増設する場合も届け出が必要です。
  • 届出不要な場合: ただし、天井までの間に隙間がある間仕切りを立てる場合においては、届け出は必要ありません。届け出は天井まで隙間なく壁を作る場合のみです。

設計力と迅速な対応力

パーテーションラボでは、設置の検討段階からお客様のニーズに深く寄り添うための体制を整えています。

  • 無償の設計サービス: CADの高精度なレイアウト図面を作成し、通常約3営業日~1週間程でご提供いたします。これにより、お客様は設置後のイメージを具体的に把握し、安全性を考慮した最適なレイアウトを検討することができます。
  • ショールームでの実物確認: 実物を見ることでイメージが湧き、設置計画が固まるお客様もいらっしゃるため、秋葉原駅から徒歩6分の場所にショールームを設けています。パーテーションラボの製品ラインナップを直接確認し、耐久性やデザインを確かめることができます。

 

「製品」、「技術」、「サポート」の三位一体で選ぶ、パーテーションラボが提供する安全

 

4. 「製品」、「技術」、「サポート」の三位一体で選ぶ、パーテーションラボが提供する安全

 オフィスにおけるパーテーションの設置は、単なる内装工事ではなく、従業員の安全と事業継続性を守るための重要な防災投資です。その成功には、「製品品質」「施工技術力」「アフターメンテナンス(サポート)」という三つの要素が欠かせません。

①製品品質: 耐震性や不燃性に優れたスチールパーテーションや、高い不燃性能を持つアルミパーテーションなど、安全基準をクリアし、さらに地震エネルギーを吸収するような高耐震設計の製品を提供することでも、オフィスの安全基盤を築きます。

②施工技術力: 特にハイパーティションの設置において、より安全性の高い「レールタイプ」での施工を標準とすることで、地震時の倒壊リスクを最小限に抑えます。設計のプロとして「安全第一」を掲げるアイピック株式会社の技術力が、製品の持つ防災性能を最大限に引き出します。

③アフターメンテナンス(サポート): 設置前の消防法に関する届け出サポートから、無償での高精度なレイアウト図面作成,、そして将来的な移設工事や、防災用品保管機能付ベンチなどの防災対策に役立つ家具の提案,まで、お客様の長期的なオフィス運営を支援します。

パーテーションラボは、これらの三位一体のサービスを通じて、お客様に真の安心を提供します。

 

まとめ|耐震性に優れた内装づくりを、パーテーションラボで

 パーテーションラボはアイピック株式会社の登録商標であり、長年の実績と専門知識に基づき、お客様のオフィス環境と安全性を総合的に考慮したご提案をいたします。

災害の多い日本において、日常からオフィスの防災を意識した備えは不可欠です。

耐火・耐震対策、そして防災性能に優れたオフィス内装をご検討の際は、製品の選定から設置、その後の運用までワンストップで提供する、サイトパーテーションラボへぜひお問い合わせください。間仕切りの専門として、パーテーションの設置仕様だけでなく、オフィス全体の安全性を考慮したレイアウトの提案や、家具什器の専門的な判断も下せるようサポートいたします。

ショールームは秋葉原駅から徒歩6分の好立地にございますので、実物をご覧になりたいお客様は、フリーダイヤルまたはWEBお問い合わせからご予約の上、お気軽にお越しください。

 

企業のオフィス移転等の間仕切りデザイン・内装工事業者はメーカー直販パーテーションラボ公式サイト(本社:東京)。相場の最大50%OFF、累計12万件超の施工実績、国内自社工場完備、熟練の職人が最短施工。無料レイアウト作成、ショールーム見学も歓迎!

 

ポッドキャストで深堀り解説!↓

 

あわせて読みたい人気記事はこちら↓