2026年、新たな年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

私たちを取り巻く働く環境は、パンデミックの2020年を前後に劇的な変化を遂げました。ハイブリッドワークは完全に日常となり、人的資本経営への取り組みは企業の責務となり、ウェルビーイング(心身の健康と幸福)はあらゆる空間設計の評価基準となっています。かつて、パーティション(間仕切り)は単に「空間を区切るための壁」に過ぎませんでした。しかし、2026年の今、その役割は「価値を創造し、人を守り、事業を加速させるソリューション」へと進化しています。

本コラムでは、経営者層の皆様に向けて、2026年の人的資本経営における内装間仕切りのパーテーションの可能性を提示いたします。そして私たちが掲げるマインド「空間の先に、人を想う。」に込めて、オフィスから工場など、各設置場所別に、効果の先にある「パーテーションの投資価値」を記させていただきます。

 

1. 内装設備は「コスト」から、事業成長の「投資対象」へ

 かつて「コスト」として考えられていたオフィスや工場の床面積、そして内装設備は今、企業の持続的な成長を左右する「投資対象」へとその定義を変えました。

背景にあるのは、2023年から始まった人的資本開示の義務化、そして生産年齢人口の減少に伴う「選ばれる企業」への脱皮です。私たちは今、「どこで働くか」が「誰が働くか」と同じくらい重要な時代に生きています。

「働く場所」への投資がPL(損益計算書)も再検証となる時代の幕開け

2026年において、オフィスの平米単価や賃料を「単なる固定費」と捉える考え方は過去のものとなりました。

現代の経営において、空間は「人的資本の生産性を引き出すための装置」です。 例えば、Web会議が主流となった現在、オープンなデスクでの作業は周囲の騒音による集中力低下や、機密情報の漏洩リスクを招きます。これによる「目に見えない生産性の損失」を放置することは、PLにおける機会損失に他なりません。

パーテーションラボが提唱するのは、「空間のROI(投資利益率)」を最大化するゾーニングです。 パーティションによって「集中」「対話」「休息」の境界線を明確に引くことで、従業員一人の1時間あたりの付加価値を高める。この「投資」としての空間構築こそは、2026以降、トレンドからマスへ共通する内装戦略となります。

かつて「コスト」として考えられていたオフィスや工場の床面積、そして内装設備は今、企業の持続的な成長を左右する「投資対象」へとその定義を変えました。以下に、主な場所でのパーテーションが「空間の投資価値」を最大化させるための次世代ソリューションへの進化をあげてみます。

 

2. オフィスにおいて:物理的な「壁」から、エンゲージメントを醸成する「装置」へ

 2026年のオフィス戦略において、最大のテーマは「出社する価値の再定義」です。

オフィスは、ハイブリッドワークが完全に定着したからこそ、「出社する理由」が問われています。有価証券報告書での人的資本開示が義務化され、企業は「従業員がいかに活き活きと働いているか」を数値で証明する時代になりました。ここでパーティションが果たす役割は決して小さくありません。

オフィスは、ハイブリッドワークが完全に定着したからこそ、「出社する理由」が問われています。有価証券報告書での人的資本開示が義務化され、企業は「従業員がいかに活き活きと働いているか」を数値で証明する時代になりました。ここでパーティションが果たす役割は決して小さくありません。

人的資本開に対応する「環境の質」

「女性管理職比率」や「男性育休取得率」と同様に、2026年は「従業員の健康に配慮した執務環境」の開示も注目されています。自然素材を取り入れた木目調パーティションや、空気の流れを阻害しないガラスパーティションの導入は、従業員への配慮を視覚化し、採用ブランディングにおいても強烈な武器となります。

業務効率を最大化する「ABW」の進化

これからのオフィスは、一人当たりのスペースを従来の倍近く確保することがスタンダードになりつつあります。しかし、単に広いだけでは意味がありません。

  • 集中ブース: 防音性能を極限まで高め、Web会議や深い思考を妨げない「静寂」を提供します。
  • 可動式パーティション: チームの人数やプロジェクトの性質に合わせ、数分でレイアウトを変更できる「柔軟性」を付与します。

「らしさ」を彩るブランドデザイン

メーカー直販であるパーテーションラボは、スチール、ガラス、木目調など多彩な素材とカラーリングを自在に組み合わせることが可能です。オフィスの壁一面が、企業のビジョンを語り、従業員のエンゲージメントを高める「メディア」としての役割を担います。

 

3. 倉庫・工場において:現場を再定義する空間戦略

 「投資としての空間」という概念は、オフィスに限った話ではありません。

製造・物流の現場こそ、2026年、最も劇的な変革が求められている領域です。 この領域においても、パーティションのニーズは変容しています。2026年、労働力不足が深刻化する中で、現場の「環境改善」は人材確保のための最優先事項です。

 

製造・物流の現場こそ、2026年、最も劇的な変革が求められている領域です。 この領域においても、パーティションのニーズは変容しています。2026年、労働力不足が深刻化する中で、現場の「環境改善」は人材確保のための最優先事項です。

労働力不足を「環境」で解決する

工場や倉庫において、現場環境の改善は「離職防止」に直結します。

  • 空調効率とゾーニング: 広い工場内の必要な箇所だけを断熱パーティションで仕切り、スポット空調を効かせる。これはエネルギーコスト削減(GX対応)と、作業員の熱中症対策を同時に叶える投資です。

  • クリーンルームと現場管理室: 粉塵や騒音から遮断された空間を現場内に設けることで、現場管理者のストレスを軽減し、ミスのないオペレーションを支えます。

「現場は暑くてうるさいのが当たり前」という常識はファクトリーブースで解消。パーティションの活用が2026年の製造業における人的資本経営の第一歩となります。

現場の中に「快適な拠点」を創る

広大な工場や倉庫の中に、パーティションで仕切られた「ファクトリーブース」や「現場管理室」を設置することで、快適に働ける空間のニーズには、デザイン性も積極的に取り込み、「働きたい工場」への刷新を意図するご要望が急増しています。またパーテーションでの個室設置は、健康も考慮して前向き働きたいという従業員や、現代の求職者のウォンツに的確に応えるソリューションとして定着しております。

  • 断熱・防音ゾーニング: 広い工場内の必要な箇所だけをパーティションで仕切り、スポット空調を効かせた「現場内休憩室」を設置。これは熱中症対策のみならず、エネルギーコスト削減(GX対応)にも寄与する賢い投資です。

  • ファクトリーブースの活用: 事務所や応接室、管理室、休憩室など騒音から遮断された空間を設けることで、現場管理者のストレスを軽減し、オペレーションの精度を向上させます。

「現場環境が良いから、この会社で働き続けたい」。そう思わせる空間づくりこそが、2026年の製造業における最強の採用戦略です。

「清潔さ」と「機能性」が採用力を高める

これまで軽視されがちだったバックヤードの環境も、従業員が「大切にされている」と実感するバロメーターとなります。

  • 清潔で機能的なトイレブース: パーテーションラボが提供する最新のトイレブースは、高い清掃性とプライバシー保護を両立。明るく清潔感のあるトイレ環境は、特に多様な人材(女性、若手、外国籍スタッフ)の採用において決定的な要因となります。

  • 心地よい更衣室(ロッカールーム): 1日の始まりと終わりを過ごす更衣室。パーティションで仕切られたパウダースペースや、機能的なロッカールームの構築は、現場スタッフのオン・オフの切り替えを支え、帰属意識を高めます。

「現場で働く人の健康を守る」こと。それは、2026年におけるサステナブルな企業経営の根幹です。

 

4. 教育施設において:学びの形に合わせて「変化」する空間

 学校や塾などの教育現場では、生徒が主体的に学ぶ「アクティブ・ラーニング」への移行が加速しています。

教育施設:自律を促すパーソナルスペース

学校や塾では、一斉授業の形式から、個々の進度に応じた自習とグループワークの併用へと形を変えています。パーティションによってk個々の生徒の学習に集中できる自習ブースを作ることは、学習効果という名の「投資回収」を最大化させます。

ラーニング・コモンズの構築

  • ホワイトボード・パーティション: 壁そのものが思考のキャンバスになり、議論を書き込みながらそのまま空間を仕切ることができます。
  • フレキシブルな教室設計: 授業の内容に応じて、大教室を瞬時に小グループ用のスペースへと分割可能です。

2026年の学び舎に求められるのは、固定された壁ではなく、「子供たちの好奇心の形に合わせて変化できる空間」です。

 

ラーニング・コモンズ(Learning commons)とは、学生の学習支援を意図して大学図書館に設けられた場所や施設。 具体的には、情報通信環境が整い、自習やグループ学習用の家具や設備が用意され、相談係がいる開放的な学習空間を言います。 

 

5. 病院・クリニック・美容サロン:信頼を形にする「境界線」

 非対面サービスがデジタル化した一方で、対面での体験価値はより「プレミアム」なものへと昇華されていきます。

心理的安全性の確保

医療や美容の現場において、パーティションは単なる「隠し」ではありません。2026年のお客様が求めているのは、ホスピタリティを伴った「個の尊重」です。 隣の声が漏れない遮音性、圧迫感のないデザイン。これらが揃って初めて、顧客は心を開き、リピートという価値が生まれます。

安心を形にするゾーニング

  • プライバシーの徹底保護: 隣の視線や音を遮断しつつ、閉塞感を感じさせない「ハーフクリア」なガラスパーティションを活用します。
  • 感染症対策と美観の両立: 抗菌・抗ウイルス素材を用いながら、ホテルのようなホスピタリティを感じさせるデザイン性を両立させます。

患者様やお客様が「守られている」と感じる空間。それは、パーティションという境界線があってこそ成立する「究極のサービス」と言えるでしょう。

 

医療や美容の現場において、パーティションは単なる「隠し」ではありません。2026年のお客様が求めているのは、ホスピタリティを伴った「個の尊重」です。 隣の声が漏れない遮音性、圧迫感のないデザイン。これらが揃って初めて、顧客は心を開き、リピートという価値が生まれます。

 

6. パーテーションの未来予想図:テクノロジーとの融合

 私たちはパーティションメーカーとして、ただの建材として捉えていません。2026年、私たちが開発を進めているのは、「スマート・パーティション」、「意思を持つインターフェース」へと進化を描いています。

  • 調光ガラスのAI化: 必要に応じて透明・不透明を切り替え、空間の用途を一瞬で変える。

  • 環境センサー搭載: CO2濃度や湿度を検知し、最適な換気タイミングを知らせる機能を備えます。

  • 循環型プロダクト: 設置・移設・解体が容易なスクラップ&ビルド不要の設計により、企業の移転や成長に伴う廃棄コストをゼロに近づける。

  • 循環型素材の採用: 設置・解体・再利用を前提とした、環境負荷ゼロ(カーボンニュートラル)への挑戦を続けています。

     

    これらはすべて、企業の「変化への対応力(アジリティ)」を高めるためのソリューションです。

       

      7. 「空間の先に、人を想う。」:2026年、新たな「空間投資」のパートナーとして

       パーテーションで空間を創造するということは、常にその先で生きる人を想像し、世の中への貢献を意識して人に尽くすということです。私たちは単なるメーカーではなく、「空間コンサルティングカンパニー」として、人と空間が出会うことで生まれる新たな価値を創造します。

      「うちのオフィスに何ができるだろうか?」 「現場の離職率を下げるために、まずどこを仕切るべきか?」

      その問いへの答えは、現場にあります。 2026年、パーテーションラボは単なるサプライヤーを超え、皆様の人的資本経営を加速させるパートナーとして、日本中の屋内シーンに「価値ある境界線」を引き続けます。

      新時代の空間構築を、私たちと一緒に始めましょう。本年も、パーテーションラボをどうぞよろしくお願い申し上げます。

      空間の先に、人を想う。」:2026年、新たな「空間投資」のパートナーとして パーテーションで空間を創造するということは、常にその先で生きる人を想像し、世の中への貢献を意識して人に尽くすということです。私たちは単なるメーカーではなく、「空間コンサルティングカンパニー」として、人と空間が出会うことで生まれる新たな価値を創造します。

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