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働き方の多様化が進む中で、オフィスに仮眠室を整備する動きが広がっています。
仮眠室とは、従業員が仕事の合間に短時間の休憩を取る空間です。この空間を適切に設計・運営すると、従業員と企業の双方にさまざまなメリットが期待できます。企業がオフィス内に仮眠室を設置するには、どのようなポイントに気を付けると良いのでしょうか。
本記事では、仮眠室をオフィスに導入すると得られる代表的なメリットや、設計・運用時のポイントを詳しく紹介します。自社に仮眠室を導入するかを検討している企業担当者の方は、本記事を参考にして効果的な設置を実現し、従業員が働きやすい環境をつくりましょう。
仮眠室を設けると、従業員の生産性向上や健康への配慮、さらに企業イメージの向上などが期待できます。ここでは、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
仮眠室を正しく利用すると、従業員のパフォーマンス向上が期待できます。
デスクワークの多い職場では、集中力の波をどう乗り越えるかが生産性に影響します。例えば、お昼休憩の後は血糖値が上がるので眠気を感じやすい時間帯です。頭がぼんやりした状態で作業を続けると、判断が鈍りミスを誘発しやすくなります。業務効率が落ちるだけではなく、作業のやり直しで時間を失うなど、業務全体のスピードにも影響を及ぼしてしまうでしょう。
このような状況で気軽に使える仮眠室があれば、従業員が必要なタイミングで短時間の休息を取りやすくなります。短い仮眠は脳を効果的に休ませる働きがあり、仕事への集中を取り戻しやすいです。さらに、軽いリフレッシュができることで気分が切り替わり、以降の業務に前向きな姿勢で取り組みやすくなる点もメリットです。
仮眠室の設置は、オフィスで働く従業員の健康をサポートできるメリットもあります。
特にデスクワーク中心の職場では、肩こりや頭痛などの不調が起こりやすいです。残業が続く時期などに従業員が不調を抱えたまま働き続けると、心身のバランスを崩してしまう恐れがあります。
仕事の合間に仮眠室で一息つく時間を設けると、従業員の体力の回復につながるだけではなく、ストレスをやわらげる効果も見込めます。短時間の休憩を取る習慣が定着すれば、業務中のパフォーマンスが安定し、生産性の向上にも寄与するでしょう。また従業員が健康状態を保ちやすくなることで、体調不良による欠勤が減る効果も見込めます。
仮眠室の設置は、企業イメージの向上にも大きく役立ちます。
働く人の健康や快適さを重視する姿勢は、多くの求職者にとって魅力的に映り「従業員思いの企業」と、好印象を与えやすいです。採用競争が激しい業界ほどこのような取り組みが差別化につながりやすく、優秀な人材を確保しやすくなるでしょう。
また現在働いている従業員にとって、仮眠室の設置は「仕事環境を大切にしてくれている」という安心感につながります。従業員が無理なく働ける環境が整うと、日々の満足度が上がり、組織への信頼感も深まりやすいです。その結果、離職率の低下や定着率の向上に寄与し、企業の運営に良い影響を与えます。このように、従業員が「ここなら安心して働ける」と感じる環境づくりは、社内外どちらにもプラスの効果を生んでくれるでしょう。
法律上、企業の業務内容や規模によっては、オフィスに仮眠室を設けることが義務化されているケースもあります。
例えば、夜勤や長時間勤務が避けられない職種では、従業員が一時的に体を休められる設備が必要です。また常に50人以上の従業員、あるいは常時30人以上の女性従業員が働いている企業では「仮眠室」の名前ではなくても、男女別に横になって休養できる空間の設置が求められています(※)。
このように、法律で定められた条件に該当する企業は、義務を正しく理解し、整備を進めることが重要です。
※参考:厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署.「ご存知ですか?職場における労働衛生基準が変わりました」.(参照2025-11-20)
オフィスに仮眠室を設置する際は、静けさや光環境、プライバシー、設備の快適性など、利用しやすい空間づくりが必要になります。ここでは、仮眠室の設計の際に知っておきたいポイントを4つ見ていきましょう。
オフィスに仮眠室を設計する際は、執務室から適度な距離を置くのがポイントです。
従業員が心身ともにリフレッシュするには、日常の業務の動きが伝わりにくい場所を選ぶ必要があります。オフィスのレイアウト上可能なら、別フロアや廊下を挟むのが有効です。
特に、業務に関する会話や電話の呼び出し音、人の行き来による視覚的な刺激は、休憩時間の質を下げる恐れがあります。仮眠室の効果を高めるためにも、執務室の雰囲気を感じにくい場所に設置するのがポイントです。
従業員が質の高い仮眠を取るには、明るさと静けさの調整がしやすい環境を整えましょう。
仮眠室では自然光を避け、柔らかい間接照明やダウンライトを採用するのがおすすめです。光の眩しさを抑えることで、視覚的に心身を落ち着かせる効果が期待できます。また、防音性の高いパーテーションを使って間仕切りすると、外部からの雑音を遮って静かな空間を作りやすいです。
あまりに無音すぎると不安を感じる人もいるので、川の流れや波の音、ゆったりした音楽などを流して雰囲気を高めるのも良いでしょう。
プライバシーの確保も、快適に仮眠を取るために大切な要素の一つです。
仮眠室の効果を十分に発揮するには、周囲の視線や気配を気にせず過ごせる空間づくりが大切です。具体的には、パーテーションで視線を遮ったり、半個室タイプの仮眠スペースを設けたりする方法があります。このような工夫があると、周囲からの目線を気にせず安心して横になれます。
他の利用者が視界に入ったり、気配を感じやすかったりするような環境だと、落ち着いて休みにくいと感じる人も少なくありません。プライバシーに配慮した空間づくりは、利用者に心理的な安心感をもたらし、仮眠の質を高めてくれるでしょう。
使いやすさと快適性を兼ね備えた備品を用意しておくことも、快適な仮眠室を作るポイントの一つです。
例えば、楽な姿勢で座れるリクライニングチェアや、寒さ対策に役立つブランケット、体を優しく支えてくれるクッションなどは快適さに直結します。他にも、使い捨てできるアイマスクや耳栓を置いておくと、必要に応じて光や音を遮断できて便利です。
よりリラックス効果を高めたい場合は、アロマディフューザーを導入し、気持ちが安らぐ効果のある香りを取り入れるのもおすすめです。さまざまなアイテムを用意して、仮眠室の快適さをアップしましょう。
オフィスに仮眠室を作る際、大掛かりな内装工事で壁を立てる方法や、簡易的な家具や什器で囲う方法がありますが、多くの企業が施工型パーテーションを選ぶには明確な理由があります。
それは、「導入のしやすさ(スピード・コスト)」と、仮眠室に不可欠な「遮音性・プライバシー」をバランスよく両立できる方法だからです。
ここでは、仮眠室の設置に、施工型パーテーションでの設置を選択することで得られるメリットを、経営者・従業員の視点から具体的に解説します。
「仮眠室を作りたいが、大掛かりな改装工事はできない」という経営者にとって、施工型パーテーションは最適な解決策です。 通常の壁を作る工事(造作壁)の場合、塗装やクロス貼りの工程が発生し、工期が長く、粉塵や騒音で業務を止める必要があります。一方、施工型パーテーションは工場で加工された部材を現場で組み立てるだけなので、短期間(最短1日〜)での設置が可能です。 既存のオフィス環境を大きく壊すことなく、空きスペースに「部屋」をスピーディに出現させることができるため、業務への影響を最小限に抑えながら導入できる点が大きなメリットです。
経営環境の変化に伴い、オフィスのレイアウト変更や移転が必要になることは珍しくありません。一度作ったら壊さないと移動できない「造作壁」とは異なり、施工型パーテーションは「移設(解体・再組立)」が可能です。 例えば、将来的に社員が増えて仮眠室の場所を動かしたい場合でも、部材を再利用して別の場所に組み直すことができます。資産を無駄にせず、柔軟にオフィス運用ができる点は、長期的なコストパフォーマンスを重視する経営者にとって大きなメリットとなります。
従業員にとって、カーテンやローパーテーション(低い衝立)で仕切られただけの仮眠スペースは、電話の声や足音が筒抜けであり、心から休まる環境とは言えません。 施工型パーテーションの最大のメリットは、天井付近までしっかり塞ぐことで得られる遮断性です。資料にもある通り、防音性の高いパーテーションを使って間仕切りすることで、外部からの雑音も物理的に遮断し、静かな空間を作ることが可能です。 「物理的に壁がある」という安心感と静寂は、短時間で深い休息を得るために不可欠な要素であり、簡易的な仕切りでは代替できない価値を提供します。
「誰かが通るたびに気配を感じる」環境では、仮眠の質は著しく低下します。施工型パーテーションは、隙間なく空間を密閉できるため、外からの視線を完全にシャットアウトできます(プライバシーの確保)。 また、ガラスパネルにブラインドを組み込んだタイプなどを選べば、使用中だけ視線を遮り、未使用時は開放感を出すといった調整も可能です。完全に隔離された「個室」としての機能を持たせることで、従業員は周囲の目線を気にせず、心理的に守られた状態で安心して横になることができます。
仮眠室をスムーズに運用するには、さまざまなポイントに配慮したルールづくりが欠かせません。
ここでは、仮眠室を運用する前に決めておきたいルールを3つ紹介します。
仮眠室を運用する際は、アラームの扱いに関する明確なルールを定めておく必要があります。
基本的に、仮眠室でアラームを使用する際は、バイブレーション機能の使用を推奨しましょう。アラーム音を出す際には本人が気付く程度の音量に設定し、周囲への配慮を欠かさないようルールに明記しておきます。
仮眠室内で大音量のアラームを鳴らしてしまうと、他の利用者が十分な休憩を取れない恐れがあります。仮眠室を利用している人に迷惑がかからないように、アラーム音に関するルールはしっかりと共有しておきましょう。
仮眠室は多くの従業員が利用するため、衛生管理や清掃のルールをしっかりと決めておくと安心です。
運営側は「寝具をクリーニングに出す」「備品や施設のアルコール消毒を行う」といった衛生管理のスケジュールを決めておく必要があります。また「使用後の備品を除菌ティッシュで拭く」「土足のまま椅子やベッドに足を乗せないようにする」「使用後のブランケットを所定の場所に戻す」など、利用者が実践できる清掃のルールも周知しておきましょう。
仮眠室のスペースが限られている場合には、公平に利用できる仕組みづくりも大切です。
多くの研究では、15〜30分の仮眠が集中力の回復や気分転換に効果的だと示されています。長時間の仮眠は眠気が残りやすく、生産性の低下につながるので、仮眠室の利用者は適切な仮眠を取るように注意する必要があります。オフィスでは、長時間の利用を避けるためにも利用時間の上限を30分程度に設定しておくのがおすすめです。
また、予約システムを導入したり、社内で共有されているカレンダー機能を使って利用時間を管理したりするのも良い方法です。予約状況を見える化すると、仮眠室の混雑の偏りを減らし、誰もが利用しやすい体制を整えられます。
オフィスに仮眠室を導入すると、従業員の生産性向上や健康管理、採用力の強化まで、多くのメリットが得られます。
ただし、仮眠室の効果を高めるためには、静けさや光環境、プライバシーなど、利用者が落ち着いて休める環境を整えることが重要です。
さらに、仮眠室のスムーズな運用を行うために、アラームの使い方や衛生管理の方法、利用する時間の上限などのルールを明確にし、従業員に周知しておく必要があります。
仮眠室を導入してオフィスの環境改善を検討は、パーテーションラボのオフィスレイアウトサービスの利用がおすすめです。オフィスレイアウトや動線設計の専門知識を持ったスタッフが、働きやすい空間づくりをサポートいたします。「予算内でどのようなアプローチができるか知りたい」「まずはプロに相談してみたい」など、どのような内容でもお気軽にご相談ください。
ポッドキャストで深堀り解説!↓
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