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小規模オフィスのレイアウトは、限られたスペースをどう使うかで働きやすさが大きく変わります。「狭いから何もできない」と思っていても、ゾーニングやデスク配置を工夫するだけで、驚くほど快適な空間に変えることができます。この記事では、2〜10人規模の少人数オフィスを想定し、レイアウトの基本から費用感・事例まで、具体的にご紹介します。
小規模オフィスのレイアウトを成功させるには、まず「何を優先するか」を決めることが大切です。スペースが限られているぶん、ひとつひとつの選択が快適さや生産性に直結します。ここでは、設計前に押さえておきたい5つのポイントをまとめました。
1. 用途ごとのゾーン分けを最初に決める デスクワーク・打ち合わせ・収納など、エリアをざっくり区切るだけで動線が整理されます。後から変更するのは大変なので、最初に決めておくのが得策です。
2. 通路幅を確保する 人が1人通れる最低幅は600mm、2人がすれ違うには1,200mm必要です。窮屈に感じるオフィスの多くは、この通路幅が不足しています。
3. 家具は「大きすぎない」を基準に選ぶ 広々して見えるオフィスは、家具のサイズが空間に合っています。大きめのデスクやソファを詰め込むより、コンパクトな家具を余裕をもって置くほうが結果的に使いやすくなります。
4. パーテーションは「仕切る目的」を明確にしてから選ぶ 視線を遮りたいのか、音を遮断したいのか、それとも雰囲気づくりのためなのか。目的によって最適な高さや素材が変わります。
5. 将来の人員増加を想定しておく 現在5人でも、1〜2年後に8人になる可能性があるなら、家具の移動や増設がしやすいレイアウトを選んでおくと安心です。フリーアドレス化できる余地を残しておくのもひとつの方法です。
「小規模オフィス」という言葉に明確な定義はありませんが、一般的には従業員2〜10人程度、延床面積30〜80㎡前後の事務所を指すことが多いです。人数別の面積目安や、小規模ならではの特性を知っておくと、レイアウトの方向性が決めやすくなります。
オフィスに必要な面積は、1人あたりどのくらいを確保するかによって変わります。一般的な目安として、以下をご参考ください。
これはデスクワーク中心の場合の目安で、1人あたり約8〜10㎡(2.5〜3坪)が快適に働ける基準とされています。来客スペースや会議室を設ける場合はさらに余裕が必要になります。
ただし、都市部では賃料の関係からこの面積を下回るケースも珍しくありません。そのような場合は、後述するレイアウトやパーテーションの工夫でカバーする方法を検討しましょう。
小規模オフィスには、大きなオフィスにはない強みがあります。一方で、克服が必要な課題もあります。両方を把握したうえでレイアウトを考えると、より現実的なプランが立てられます。
メリット
デメリット
デメリットの多くは、ゾーニングや仕切り方の工夫で軽減できます。次のセクションで詳しく見ていきましょう。
デスクの位置や家具を決める前に、まず「どこに何のエリアを置くか」を大まかに決めるゾーニングが欠かせません。順番を間違えると、後から「動線が悪い」「来客と作業スペースが近すぎる」といった問題が出やすくなります。
ゾーニングとは、オフィス内を用途ごとのエリアに分けることです。小規模オフィスでよく設けられるエリアは次の通りです。
小規模オフィスでは、これらすべてを明確に区切るのが難しいケースもあります。そのときは「優先度の高いゾーンから確保する」という考え方が有効です。来客対応が多いなら入口付近にミーティングゾーンを、集中作業が多いなら奥にワークゾーンを配置するなど、業務の性質に合わせて決めていきましょう。
ゾーニングが固まったら、次に動線(人の移動経路)を確認します。ゾーン同士の行き来がスムーズかどうかが、日々の快適さに直結します。
動線とは、オフィス内での人の移動ルートのことです。デスクから出入口、デスクからコピー機など、よく使う経路が短くスムーズであるほど、日々のストレスが少なくなります。
また、通路幅には法令上の基準もあります。労働安全衛生規則では、機械の間またはこれと他の設備との間の通路は幅80cm以上を確保することが求められています(参考:厚生労働省「職場のあんぜんサイト」)。補助的な通路であっても、90cm以上を確保するのが基本です。
実際のレイアウトでは、以下を目安にすると使いやすい空間になります。
小規模なオフィスレイアウトでは特に、窮屈さを感じる原因の多くがこの通路幅の確保不足です。家具を置いてから「人が通れない」とならないよう、ゾーニングの段階で通路のルートも一緒に決めておきましょう。
デスクの並べ方は、チームのコミュニケーション量や作業スタイルによって最適なものが変わります。ここでは、小規模オフィスで使われることの多い代表的な配置パターンを6つ紹介します。それぞれの特徴を理解して、自社の働き方に合ったものを選んでみてください。
対向型は、複数人が向かい合ってデスクを配置するスタイルです。島(アイランド)型とも呼ばれ、日本のオフィスで最も広く使われてきた配置です。
向かい合っているため、声をかけやすく、書類や画面を一緒に確認する際もスムーズです。チームワークを大切にする職場や、頻繁にやりとりが発生する業務に向いています。
一方で、視線が合いやすいため「集中しにくい」と感じる人もいます。デスク間にローパーテーション(高さ100〜120cm程度の仕切り)を置くだけで、視線を遮りながらコミュニケーションの取りやすさは維持できます。小規模オフィスでは4〜8人のチームに特に相性のよい配置です。
背面型は、2人または複数人が背中合わせになるようにデスクを配置するスタイルです。向かい合わないため視線が気になりにくく、集中しやすい環境を作れます。
声をかけるときは少し振り向くだけでよく、完全に遮断されているわけではないのでコミュニケーションも取りやすい点がバランスのよいところです。
スペース効率も高く、通路を共有しやすいため、小規模オフィスでも取り入れやすい配置です。「一人で集中する時間も大切にしたいけれど、チームの雰囲気も感じていたい」という場合に検討してみてください。
並列型(同向型)は、全員が同じ方向を向いてデスクを並べる配置です。学校の教室をイメージするとわかりやすいかもしれません。
互いの顔が見えないため、個人作業に集中しやすいのが最大の特徴です。Web制作やデザイン、執筆など、各自が黙々と作業する職場に向いています。
反面、コミュニケーションが取りにくく、チームの一体感が生まれにくい側面もあります。少人数であれば全員が同じ方向を向いても圧迫感を感じにくく、窓や壁に向かってデスクを並べることで奥行き感も出せます。
フリーアドレス型は、固定席を設けず、その日の業務や気分によって好きな席を選ぶスタイルです。在宅勤務やテレワークと組み合わせることで、少ない席数でより多くの人数に対応できます。
デスクの数を人数より少なくできるため、空いたスペースをミーティングコーナーや休憩スペースとして活用しやすくなります。特に外出の多い営業チームや、テレワーク比率の高い職場との相性は抜群です。
導入時には、個人の荷物をしまうロッカーや共有ストレージの確保が必要になります。また、パーテーションで軽くゾーン分けをしておくと、集中エリアとコミュニケーションエリアを自然に使い分けられるようになります。
面積が小さくても、空間の使い方次第で「広く感じる」オフィスは作れます。圧迫感を生む原因を取り除き、視覚的な開放感と実際の使い勝手を両立させるコツを3つのテーマに分けてお伝えします。
仕切りを設けたいけれど、圧迫感が出るのは避けたい——そんな場合は、パーテーションの高さと素材選びがポイントになります。
天井まで届くハイパーテーション(高さ1,800mm以上)は完全な個室感を出せる反面、空間が分断されて狭く感じやすくなります。一方、ローパーテーション(高さ900〜1,200mm程度)は、座っているときの視線を遮りながら上部は開放されているため、圧迫感を抑えられます。
ガラスやアクリル素材のパーテーションも効果的です。視線は適度に遮りつつ光を通すため、空間全体が明るく広く感じられます。また、スチール製の軽量パーテーションであれば移動・増設がしやすく、将来のレイアウト変更にも対応しやすいのでおすすめです。
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小規模オフィスで収納スペースを確保するには、家具を「収納の壁」として活用する方法が効果的です。
例えば、ゾーン同士の境界線に収納キャビネットやシェルフを並べると、ゾーンを区切りながら収納場所も確保できます。デスク間の区切りとしてワゴンキャビネットを使えば、仕切りと収納を同時に解決できます。
また、壁面を床から天井まで使った造作棚や、キャスター付きのロッカーを取り入れると、デッドスペースをなくしながら柔軟にレイアウト変更もできます。デスク自体も、引き出し付きや棚付きのタイプを選ぶと、個人の収納スペースを確保しやすくなります。
「きっちり仕切ると狭くなる、でも仕切らないと落ち着かない」——そのジレンマを解決するのが、視覚的に軽い仕切り方です。
具体的な方法をいくつかご紹介します。
これらを組み合わせると、「開放感はそのままに、なんとなく空間が整っている」という理想の状態に近づけます。
オフィスのレイアウト変更にかかる費用は、工事の内容や規模によって幅があります。パーテーション工事を中心に、費用の目安と節約のポイントをご紹介します。
パーテーション工事の費用は、素材・高さ・設置する長さによって大きく変わります。以下に一般的な相場をまとめました。
例えば、小規模オフィスレイアウトでよく見られる10㎡程度の小会議室をハイパーテーションで仕切る場合、材料費と工事費を合わせて40〜70万円程度が目安になるケースが多いです。
また、内装工事全体(床・壁・電気)と組み合わせると費用が増しますが、まとめて発注することで割安になることもあります。実際の費用は物件の状況や仕様によって変わるため、まずは複数の専門業者に見積もりを依頼してみてください。
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オフィスのレイアウト費用をできるだけ抑えるには、いくつかの工夫が効果的です。
予算に合わせて「工事が必要なもの」と「自分でできるもの」を分けて考えると、コストコントロールがしやすくなります。
実際にどのようなレイアウトが採用されているか、具体的な事例を3つご紹介します。スペースの使い方やパーテーションの活用法のイメージづくりにお役立てください。
人数:4人 面積:約25㎡(約7.5坪)
4人全員が向かい合う対向型のデスク配置を採用。デスクとデスクの間にはローパーテーション(高さ1,000mm)を設置し、視線を遮りながら声がけのしやすさを維持しています。
壁面には高さ180cmの収納キャビネットを並べ、書類や備品を一か所にまとめることでデスク周りをすっきり保てるように工夫されています。入口付近には小さなミーティングテーブルを置き、来客対応は立ち話程度ができるスペースを確保。照明を明るくしたことで、25㎡という面積以上の広がりを感じられる仕上がりになっています。
人数:8人 面積:約55㎡(約17坪)
オフィス全体の3分の1程度をガラス入りハイパーテーションで仕切り、4人用の会議室を確保した事例です。ガラスを使用することで閉塞感がなく、自然光がワークゾーンまで届くような設計になっています。
残りのスペースは8人分の背面型デスクを配置。通路幅を120cm以上確保しながらも、壁面収納を効果的に使うことで、必要な備品をすべて収めることができました。会議室は扉付きのため、電話会議やオンライン打ち合わせでも音が漏れにくく、集中と対話の両方を守れる環境が整っています。
人数:6人 面積:約40㎡(約12坪)
オープンなワークスペースを広く保ちたいというご要望から、天井固定なしの自立式パーテーションを使った個室スペースを設けた事例です。完全に囲うのではなく、三方向をパーテーションで囲い、一方を開放することで圧迫感を軽減しています。
個室スペースは主に集中作業や電話対応のためのブースとして活用。フリーアドレスとの相性もよく、誰でも使えるリフレッシュ兼集中ゾーンとして機能しています。パーテーションのパネル素材にホワイトボード機能付きのものを採用したことで、打ち合わせスペースとしても兼用できる工夫もされています。
小規模オフィスのレイアウトは、面積の広さよりも「使い方の工夫」が成功を左右します。この記事でご紹介した内容を簡単に振り返ると、以下の通りです。
「どこから手をつければいいかわからない」と感じたら、レイアウト提案を行っている専門業者に相談するのがおすすめです。パーテーションラボでは、小規模オフィスのレイアウト設計からパーテーション施工まで対応しています。ぜひ気軽にご相談ください。
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