施工型パーテーションとは、建物内のスペースを区切るために使用される壁や仕切り。

複数の工程が必要な造作壁に対し、パーテーションの強みは一工程のため、コストを抑え、かつさほど時間をかけずに施工することができることです。施工型パーテーションの基本性能は、素材の特性がベースとなり、 レイアウトやデザインについては、素材に関わらず、ほぼ同等のカスタマイズが可能です。

ポストコロナも本格化しつつ、時代はまた次のフェーズに移行するであろう2023年現在。

施工型パーテーションの革新、未来予想です。

 

 

1.スマートテクノロジーの導入

 施工型パーテーションには、スマートテクノロジーが導入されることが期待されます。

例えば、スマートフォンやタブレットから制御できる可変透明度のあるパーテーションや、センサーを内蔵した自動開閉式のパーテーションが登場する可能性があります。

 

スマートテクノロジーとは、

コンピュータやセンサーなどの先進的な技術を活用して、物理的なデバイスやシステムを制御し、自動化することができる技術のことです。スマートテクノロジーは、インターネットに接続されたデバイスや機器を利用して、リアルタイムの情報を収集し、データを分析することができます。そのため、より効率的で便利な生活やビジネスを実現するために活用されています。

スマートテクノロジーの例としては、スマートフォンやタブレット、スマートスピーカー、スマートウォッチ、スマートホームデバイスなどがあります。これらのデバイスは、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、クラウド技術などの先進的なテクノロジーを活用して、ユーザーの要望や環境の変化に応じて自動的に制御することができます。また、スマートテクノロジーは、製造業や農業、交通など、様々な産業においても活用され、生産性や効率性の向上、コスト削減、品質向上などに貢献しています。

 

2.環境に配慮したデザイン

 施工型パーテーションは、建物内の空間を区切るだけでなく、デザイン性も重要な要素です。

未来においては、環境に配慮したデザインが注目されることが予想されます。例えば、再生可能な素材を使用したエコフレンドリーなパーテーションや、太陽光を利用して発電するパーテーションなどが考えられます。

 

エコフレンドリー(Eco-friendly)とは、

環境に優しい、環境に配慮した、環境保護に貢献するなど、環境に対してポジティブな影響を与えることを指します。具体的には、持続可能な開発や資源の有効利用、温室効果ガスの排出削減、廃棄物の削減や再利用、自然保護など、環境保護に関連する様々な取り組みを含みます。

エコフレンドリーな製品やサービスは、環境に負荷をかけることが少なく、リサイクルや再利用がしやすいなど、環境に配慮された設計や製造がなされていることが多いです。また、エコフレンドリーなライフスタイルを提案する取り組みも増えており、再生可能エネルギーの利用や、省エネルギーの設備の導入、公共交通機関や自転車の利用促進などが挙げられます。

エコフレンドリーな取り組みは、地球環境の保護や持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となっています。

 

3.3Dプリンティングによるカスタマイズ

 3Dプリンティング技術の進歩により、施工型パーテーションのカスタマイズが容易になる可能性があります。

建築現場で必要なサイズや形状に合わせて、現場で直接製造することができるため、施工期間の短縮やコスト削減にもつながるかもしれません。

 

3Dプリンティングとは、

立体的な物体をデジタルデータから直接作り出す技術です。一般的には、CAD(コンピュータ支援設計)ソフトウェアで設計した3Dモデルを、専用の3Dプリンターで実際に作成することができます。

3Dプリンターは、フィラメントや樹脂、粉末などの素材を層状に積み重ねて作品を形成します。素材はノズルから出て、指定されたパターンで重ねられ、層と層の間に接着剤が塗られ、徐々に立体形状が完成します。3Dプリンターは、設計図に基づいて、素材を一層ずつ積み上げることで、最終的な形状を作り出します。

3Dプリンティングは、様々な業界で利用されており、製造業や医療分野、建築業界などで用途が拡大しています。また、個人でも3Dプリンターを利用することができ、自分でデザインしたアクセサリーや小物、おもちゃなどを作ることができます。

3Dプリンティングは、従来の製造方法に比べて、素材の無駄を減らし、生産工程を効率化することができるため、環境にも優しい技術として注目されています。また、小ロット生産やカスタム製品の生産が容易になることから、市場のニーズに応じた製品の供給が可能となるなど、多様なメリットをもたらします。

 

4.AIによる自動制御

 施工型パーテーションの自動制御には、AI技術が活用されることが期待されます。

例えば、人の出入りに応じて自動的に開閉するパーテーションや、音声やジェスチャーで制御できるパーテーションなどが考えられます。これにより、施工型パーテーションの利便性が向上すると同時に、省エネやセキュリティの面でも効果を発揮するかもしれません。

 

AI技術(Artificial Intelligence technology)とは、

人工知能を実現するための技術の総称です。AI技術は、人間が行う知的な判断や作業を機械やコンピュータによって自動化することを目的としており、自律的に学習・進化することができます。

AI技術には、以下のようなものがあります。

  1. 機械学習(Machine Learning):データを基に、アルゴリズムによって自動的にパターンを認識し、学習していく技術です。例えば、画像認識や音声認識、自然言語処理などが挙げられます。

  2. ニューラルネットワーク(Neural Network):生物の神経細胞を模倣したアルゴリズムで構成される、機械学習の一つです。大量のデータを元に、ニューラルネットワークが自己学習して、問題解決や予測を行います。

  3. ディープラーニング(Deep Learning):ニューラルネットワークを用いた機械学習の一つで、多層のニューロンを構成して学習することで、高度な判断や予測を行うことができます。

  4. 自然言語処理(Natural Language Processing):自然言語をコンピュータで処理し、テキストから情報を抽出したり、自然な文章を生成したりする技術です。

AI技術は、ビジネスや医療、エンターテインメントなど、あらゆる分野で応用されており、今後もさらなる進化が期待されています。

 

パーテーションラボは、「スペースソリューション」の研究開発で未来に貢献します。

 

 施工型パーテーションの未来予想はいかがでしたしょうか?

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