オフィスや働く環境において、従業員の「心理的安全性」の確保というテーマが、企業の発展と従業員満足度とに関連するという認識で、高まっています。

心理的安全性を高めた状態のオフィスづくりをすることで、情報とアイデアを円滑に共有できる環境が生まれやすくなると考えらています。結果、組織としてのパフォーマンス向上が期待できるということです。

心理的安全性を高めるには、従業員のマインドに加え、オフィス環境も見直しが必要となります。

 

1.企業における「心理的安全性」とは

 企業における「心理的安全性」とは、従業員が自分の意見を相手の感情を恐れずに表現でき、失敗や批判に対して恐れずに挑戦できる環境を指します。

心理的安全性は、以下のような背景から注目されています。

まず、心理的安全性は、従業員が自分の意見や感情を自由に表現でき、恐れずに失敗を受け入れられる状態を指すと説明させていただきましたが、これは、従業員の個人的な成長や創造性を促進し、組織内でのコミュニケーションを円滑にする効果があるとされています。従業員が自分の声をあげることができる場所は、イノベーションと問題解決の基盤となるという考えからです。

さらに、近年の労働市場では、人材獲得の競争が激化しており、優秀な従業員を維持し、新たな労働力を引き付けるためには心理的安全性が重要だからです。従業員が感じる安全とサポートがあれば、組織に対する安心と満足度が高まり、離職率の低下にも繋がると考えられいます。

また、社会的な意識として、職場での多様性と包摂性が重要視されています。「社会的包摂」、つまり「ソーシャル・インクルージョン」とは、「誰もが社会に参画する機会を持ち、排除されないこと」を指します。

心理的安全性を確保することは、1人1人の異なるバックグラウンドや意見を尊重し、多様な視点からのアイデアを受け入れる文化を醸成することが現代の考え方と価値観であり評価するという昨今の潮流からです。

 

2.心理的安全性を高めるモダンなオフィス空間

 このような背景から、心理的安全性を重視し、従業員の満足度、生産性、イノベーションを促進する取り組みを積極的に推進してる企業と経営者が増えています。

前時代的主義を背景とした企業の問題が社会を騒がせている近頃、折しも心理的安全性を確保することは、現代の競争ビジネス環境においても実は不可欠な要素ではないかと注目されています。

心理的安全性を高め、生産性を向上させるのに、オフィス空間を再構築することは、経営者にとって、いつでも一考の余地があるといえそうです。 そのためには、レイアウトやスペース配分に柔軟性を持たせることが欠かせません。

施工型パーテーションを活用したプランはそのための有効な選択肢です。

 

3.オープンで柔軟なレイアウトを優先したレイアウトデザイン

 現代のオフィスでは、オープンで柔軟なレイアウトを優先する必要があります。

可動式の間仕切りや半仕切りなどの施工型パーティションを戦略的に配置して、従業員を孤立させることなく、各部署のコミュニティを形成ができます。 このデザインにより、必要に応じて個人用スペースを確保しながら、スタッフ感はもちろん、部署間のコミュニケーション促進化に繋がります。 また人間工学に基づいたオフィス家具や、集中もできる座席配置を検討してください。

 

4.一方で、適切にプライバシーも確保できるオフィス

 心理的安全性には、コミュニケーションとプライバシーの両立が重要です。

個人の執務スペースや会議室には、防音パーティションや吸音パネルを使用して、喧噪を最小限に抑え、会話の機密性の確保できる空間を構築も欠かせません。 さらに、効率的なコミュニケーションを促進するために、WEB会議やプレゼンテーション用のITテクノロジーを備えた大小の会議室や応接室など、密閉されたスペースづくりも生産性を高めることに繋がります。

 

5.快適さを感じられるオフィスは、従業員満足度も高める

 自然光、プラネットグリーン、人間工学に基づいたオフィスインテリアを組み合わせることで、従業員の快適さと、属する企業の満足度も高めることに繋がります。

例えば、オフィス内に快適な座席を備えたフリースペースを設けることで、カジュアルなディスカッションを生みやすくなったり、適切なリラクゼーションで効率的に集中力の持続が期待できます。 心理的安全性をサポートする快適な作業環境維持には、適切な換気と室温、衛生面、BGMなどに加え、社外に出ずとも、自席以外で時に緊張感をほぐせるリラックススペースを設けることは、パーテーションラボへの昨今のオフィスづくりでも、よくご要望が挙がる項目のひとつです。

パーテーションラボであれば、これまでの多くの施工事例や、ショールームのモデルルームを参考にしていただくことが可能です。

 

 

従業員の心理的安全性を高め、イノベーションと帰属意識を促進する。オフィス設計もパーテーションラボへお問い合わせください! 

 

 心理的安全性と生産性を優先する現代的なオフィスづくりは、柔軟なデザインによるコミュニケーションの促進、プライバシーの確保、快適な環境により、従業員の幸福感を向上させる可能性を生み、組織の帰属性と、ここで成果を生み出そうというポジティブなマインドの形成に大いに貢献します。

施工型型パーティションは、オープンな空間と機密性ある空間の両方を設置できる機能性と、バリエーション豊かなデザインを兼ね備えた空間設計が可能です。大小の様々なキャパシティの各スペースや、遮音性、パーソナルな目隠しされたスペースなどさまざまな用途に応じた、適応性のあるワークスペースづくりを、ユーザーの希望を踏まえて柔軟に対応できる点で、現代的なオフィスづくりをサポートいたします。

経営者が求める「心理的安全性」を高めるオフィス設計とは、生産性を向上させるだけでなく、従業員の心理的安全性を育むことで、イノベーションと帰属意識も促進し、企業の永続的な発展に寄与する、というのが結論となります。

オフィスづくりは時代によって様々に変化します。是非、今時のオフィス設計のご相談もパーテーションラボにお寄せください。

 

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