工事事例|ガラスに貼れる吸音材 iwasemi™ RC-α イワセミ| パーテーションラボ

1.iwasemi™ RC-α　イワセミ製品コンセプト
2.ガラスパーテーションの会議室に、イワセミを設置してみました
3.イワセミのアート性と目隠し効果のある美しい透明度

　昨今のオフィスデザインで人気のガラス張りの空間。コロナ禍以降、WEB会議をおこなうケースも多くあります。見た目の優れたデザインの反面、ガラスパーテーションは、会話がガラスに反響するといった所謂「音の問題」が発生してしまいます。

反響音を抑えるために、吸音フェルボードを設置するという対策がありますが、ガラスパネルに貼ってしまってはガラスにした意味が損われてしまいます。

そのお悩みを解消するのが、ピクシーダストテクノロジーズ社が独自の吸音設計技術を生かして開発された、音響メタマテリアル技術を応用した「iwasemi™ RC-α」イワセミで、ガラスパネルの意匠性と機能性質を損なうことなく、ガラスに直接貼ることができる画期的な吸音材です。

ガラスと調和する透明吸音材

1.iwasemi™ RC-α　イワセミ製品コンセプト

　「iwasemi™ RC-α」は、タイルのように様々なレイアウトパターンを作ることができる長方形の形状を持っており、さらに室内のプライバシーを確保するためのゆらぎ加工が本体に組み込まれています。

この素材をガラスに貼ることで、外部からの音を吸収し、室内の音響環境を改善することができます。

素材自体は、植物由来のバイオプラスチックでできており、環境に配慮しながら高い透明度を提供します。これにより、美しいデザインと機能性を両立させることができます。

「iwasemi™ RC-α」はあらゆる種類の空間に溶け込み、静かで快適な会話が行える静かな環境を提供します。環境への配慮と高品質な音響製品として、お客様のニーズに応えることができる製品です。

2.ガラスパーテーションの会議室に、イワセミを設置してみました

　パーテーションラボ施工のガラスパーテーションの会議室に、イワセミを設置する工事事例をご紹介いたします。

ブラックのアルミパーテーションには、従来からの吸音フェルトボードを設置しました。そして、ガラスパーテーションにはイワセミを設置していきます。

: ガラスパーテーション外観

: 内側にイワセミを貼ります

まずは事前の全体位置設計がポイントになります。

他社施工業者では、WEBで「イワセミは取り付け工事不要」と謳っているところもありますが、とくに大きな面積での使用においては、貼り付け位置値や角度の現場の詳細な寸法が欠かせないことから、やはり専門業者へ工事依頼をおすすめいたします。

イワセミは透明な粘着テープが本体に付属しているため、ガラス面に貼るだけですので設置自体は簡単です。数個であれば個人で張り付けることも可能でしょう。

しかし、規模によっては、専門業者へ依頼で仕上がりの精度が確実に上がります。

貼り付けの適切な位置に関しては、ユーザーや各現場で異なります。目線を遮りたい高さはお部屋の使い方や目的によって変化するからです。

例えば、応接室や会議室での設置において、室内に通常の高さのテーブルデスクを置くのか、ソファーにローデスクを置くなのかでも着席者の目線の高さは変わります。起立した状態でも目線が遮られる高さとして最上部が180cm～190cm、最下部は、ひとまず床上60cmを基準に必要に応じて付け足していくのが安心かもしれません。この辺りも「オフィスでの目隠し」関連の施工実績が豊富な業者であれば、ノウハウが蓄積されているので、アドバイスを仰げます。

また、イワセミは自由な角度で貼り付けることで生まれる、幾何学模様のアート性も大きな特徴です。詳細な設計のもと、様々な独自パターンが考えられますので、ユーザーとしては設計の妙で満足感も変わるでしょう。

パーテーションラボでは、いきなり取付けるのではなく、事前の詳細設計に加え、現地でのあらためて正確な採寸で、専門の職人が正確に貼り付けていきます。レーザー墨出し器とマスキングテープで位置取りを完璧に可視化。場合によっては担当コーディネーターが現地でもアドバイスさせていただきます。

これらの専門工程によって、美しい仕上りのイワセミを実現します。