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目次
新型コロナウイルスが落ち着き、アフターコロナ時代といわれる現在、オフィスの在り方も変化しました。オフィスの空間を自由に、機能的に、リーズナブルに区切れる施工型パーテーションは、さらに注目を集めています。
今回はアフターコロナ時代のオフィスにパーテーションを導入するメリットを解説する他、パーテーションの種類も紹介します。アフターコロナをきっかけにオフィスのレイアウト変更やオフィスの移転を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
いまのオフィス作りのポイントとなる、新型コロナウイルス感染症の拡大で生じた職場環境の変化を、あらためてあげてみます。
具体的な変化の内容は以下の通りです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、リモートワークや在宅勤務の導入が進み、一部定番化したといえます。
2021年に総務省が行った通信利用動向調査によれば、2021年のテレワークの導入企業の割合は、全体の51.9%に達しており、半数を超える結果となりました(※1)。導入した理由は新型コロナウイルス感染症への対応と答えた企業が9割を超える結果でした。
新型コロナウイルスの感染が拡大し始める前の2019年には、リモートワークの導入率が20%程度だったことから、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワーク導入企業は倍以上に増加していることが分かります。
さらにGreat Place To Work® Institute Japanが行った調査によれば、2022年1月から3月において、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークを採用する企業が64.7%に達していることが分かりました(※2)。
新型コロナウイルスがきっかけとなり、多様な働き方としてリモートワークが定番化した状況にあるといえるでしょう。
※1参考:総務省.「令和3年通信利用動向調査の結果」. https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/220527_1.pdf ,(参照 2024-05-20).
※2参考:働きがいのある会社研究所.「アフターコロナの働き方の変化とは?2023年の働き方のあるべき姿を解説」.https://hatarakigai.info/library/column/20230512_1051.html ,(参照2024-05-23).
リモートワークの定着とともに進んだのが、オンラインミーティングの定番化です。
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、緊急事態宣言が発令された状況では、対面で行っていたミーティングや打ち合わせ、商談をオンラインで行うようになりました。
当初はオンラインミーティングを選択せざるを得ない状況でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きをみせている現在では、オンラインミーティングのメリットを追求し、成果を上げる企業が登場しています。
働く人々の意識の変化によりオンラインミーティングが定番化したことで、商談のために訪問先まで足を運ばなくても良くなり、効率的な営業活用が可能になりました。
また移動にかかるコストや営業担当者の人員コストの削減も可能になるなど、オンラインミーティングはさまざまなメリットをもたらす手段として認識されています。
新型コロナウイルス感染症の拡大によって、オフィスを移転したり縮小したりする流れも起きました。
先述の通りテレワークの導入が進み、オフィスワークとのハイブリッドワークの推進やテレワーク対象者の拡充が活発化しました。その結果として、オフィスへ出社する従業員数が減少した企業があります。
加えて新型コロナウイルス感染症の拡大によって、経営状態が悪化する企業が増加したことで、コスト削減を期待してオフィスの移転や縮小の動きをする企業がみられるのが現状です。
テレワークの活用などにより従業員全員分の座席が不要な企業では、従業員がオフィス内の好きな場所で仕事を行うフリーアドレス制を導入し、オフィス面積を縮小するケースがあります。
オフィスの縮小に合わせて、サテライトオフィスを設置したり、コワーキングスペースを活用したりする企業もあります。
サテライトオフィスとは、企業や団体の本拠地から離れた場所に設置されたオフィスのことです。
コワーキングスペースとは、机や椅子、会議室などを他の人と共有し、利用者が自分の仕事を行う場所のことです。
オフィスの縮小によるコスト削減に加えて、従業員に利便性の高い職場環境を与えることを目的としてサテライトオフィスやコワーキングスペースを活用する企業があります。近年では従業員の生産性を追求する動きもあり、営業先の付近など、アクセスしやすい仕事場にサテライトオフィスやコワーキングスペースを置くこともあるようです。
先述の通り新型コロナウイルス感染症によって、オフィス環境にさまざまな影響が出ました。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着きをみせている現在は、アフターコロナ時代とも呼ばれています。
アフターコロナ時代のオフィス設計で重要な役割を果たすのが、パーテーションです。
ここではアフターコロナ時代のオフィスに、パーテーションの導入をおすすめする理由を紹介します。
具体的な理由は以下の通りです。
パーテーションをおすすめする理由の一つが、オフィスに新たな空間を生み出せることです。
アフターコロナ時代では、オフィスを縮小したり移転したりすることもあり、オフィスに多額のコストは割けない企業もあります。
しかし従業員が働きやすい環境を提供することは必要であるため、簡単に施工や解体ができ、自由に空間を生み出せるパーテーションが注目されているのです。
例えば打ち合わせスペースをオフィス内に増築したり、オンラインミーティングがしやすいブースを制作したりする際に、パーテーションを設置することで新たな空間を作ることができます。
壁を増設するケースと比較して、簡単に個室のような空間を制作できるパーテーションは、アフターコロナ時代に採用されやすい手段となっています。
オンラインミーティング中に周囲の雑音や声を遮断できるのも、パーテーションをおすすめする理由です。
前述の通り、近年ではオンラインミーティングやリモートでの商談が定番化しています。
しかしオンラインミーティングを自席で行う場合、周りに人がいる状況であれば、場合によっては相手に雑音が聞こえてしまうケースがあります。
そこで遮音効果を持つパーテーションを利用し、オンラインミーティング専用のブースを作成すれば、ミーティング中に相手に聞こえてしまう雑音を和らげられるでしょう。
またパーテーションであれば、好きな場所にブースを設置しやすいため、設置コストの削減も期待できます。
パーテーションを使えば、出社する従業員の比率や変更に応じて、レイアウトを変更しやすくなります。
現在ではさまざまな企業でテレワークやハイブリッドワークが採用されていますが、将来的に出社する従業員と、在宅勤務の従業員との割合の再検討が必要になるかもしれません。
また新たに人材を確保したり、逆に人材を削減したりするケースも考えられます。
このような場合に、都度オフィスを増築したり、縮小したりするのは手間と時間がかかりますが、パーテーションで空間を仕切り直すのは、従来型の造作壁ではできない、施工型パーティションの強みです。
企業や組織、部署の事情やニーズに応じて、柔軟に空間をデザインできることは、パーテーションを導入する大きな魅力といえるでしょう。
先述の通りアフターコロナ時代のオフィス設計にはパーテーションがおすすめです。ここではどのようなパーテーションが利用しやすいのか紹介します。
具体的には、以下に挙げるパーテーションがおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
独立した部屋や空間をしっかりと区切って、従業員が働きやすい環境を整えたい場合は、ハイパーテーションがおすすめです。
ハイパーテーションとは、床面から天井まで区切れるタイプのパーテーションで、オフィス内に独立した空間を作り出せます。
また壁のように遮音性や遮熱性のある空間を制作できるのも魅力です。
なおハイパーテーションには素材によっていくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
それぞれどのようなハイパーテーションなのか解説します。
アルミパーテーションは、施工型パーテーションの種類中でもスタンダードなハイパーテーションです。
さまざまな施設のニーズ、シーンに対応できる可変性と実用性を兼ね備えている上に、設置コストを抑えられる経済性に優れたパーテーションです。
鋼板パネルをアルミフレームに固定するシンプルな構造となっており、ドアを取り付けたり、増築をするのも比較的容易に行えます。
また抗菌仕様の部材を採用すれば、感染症対策にもなるでしょう。
さらにフレームやパネルのカラーリングにこだわることで、自社の雰囲気を演出しやすいのも、アルミパーテーションの魅力といえます。
見た目の美しさと、より優れた機能を兼ね備えているのが、スチールパーテーションです。
パネルの継ぎ目が表面に現れないフラットなデザインで、スマートな空間作りができるのが特徴です。また中空構造に遮音材を内蔵することで、防音性を高めたり、不燃性がを高めるといった機能面の充実度も魅力的でしょう。
またスチールタイプは堅牢性も期待できるため、セキュリティ面での不安を解消できる他、倉庫や工場など、安全性が求められる環境への対応が必要な場合にも採用しやすいでしょう。
独特の高級感とデザインによって洗練された空間を作れるのが、ガラスパーテーションです。
ガラスによる仕切りによって、空間の解放感と独立性の両方を実現できます。他の素材とうまく組み合わせることで、さまざまなオフィスにフィットするため、他にはないオリジナルのオフィス空間を演出できます。
また、ガラスを生かして空間の採光性を調整できたり、ガラスの透明度によってデザインを生かしながら、視覚的に空間を仕切ったりできるのも、ガラスパーテーションの魅力です。
特殊なハイパーテーション素材として、ホワイトボードパネルのパーテーションもあります。
ホワイトボードパネルのパーテーションは、パーテーションをそのままホワイトボードとして利用できるよう、表面に特殊UV樹脂加工を施したパーテーションです。
会議室の内側や共同のワークスペースなどに採用すれば、ミーティングやプレゼンテーション時の利便性を高められるでしょう。
また社内ミーティングをオフィスで行う企業や組織であれば、ホワイトボードを置くスペースを節約できるメリットもあります。
対面でのミーティングだからこそ、活発な議論を交わしたり、アイデアを出し合ったりしたいのであれば、ホワイトボードパーテーションの導入を検討してみてください。
隣り合ったデスクなどを仕切るために使用されるのが、ローパーテーションです。
空間全体を仕切るのではなく、一部分だけを仕切り、従業員が集中しやすい環境を作りたい場合におすすめです。
ローパーテーションも、素材によっていくつかの種類に分かれます。具体的には以下のような種類です。
新型コロナウイルス感染症の対策としてさまざまな企業で用いられたのが、アクリルパーテーションです。
特別な施工は必要なく、置くだけで設置が完了する手軽さに加え、飛沫対策効果を期待できるのが特徴です。
透明なアクリルや半透明なアクリルなどの種類があり、サイズも複数展開されているためさまざまなニーズに応えやすいパーテーションといえます。
また比較的加工しやすい素材であるため、オリジナルデザインのパーテーションの制作も可能でしょう。
感染予防対策として設置したり、相手の顔が見えるように仕切りを設置したりするのに適したパーテーションを探している場合は、アクリルパーテーションの採用を検討するのがおすすめです。
テレワークやオンラインミーティングにおける雑音の課題を解決したい場合には、吸音パーテーションが良いです。
吸音パーテーションは吸音フェルトを使ったパーテーションで、業務中の雑音や反響音、音漏れなどをしっかり防げるため、静かで作業しやすい空間を作り出せます。オンラインミーティングをする際は、周囲の音の影響を和らげられ、自分の声が相手にクリアに届きやすくなります。
床起きタイプやデスクの上に設置するタイプなど、さまざまなサイズがあるため、自社のニーズに合った吸音パーテーションを採用しましょう。
アフターコロナ時代のオフィスにパーテーションを導入するメリットや、おすすめのパーテーションを紹介しました。
アフターコロナ時代では、リモートでの会議やオンライン商談がしやすいオフィスや、状況に応じて柔軟にスペースの調整がしやすいオフィスが求められます。
パーテーションはレイアウト変更が簡単な他、さまざまな種類のものがあるため、機能性とデザインを両立したオフィス空間の設計が可能です。
導入を検討する場合は、パーテーション設置のプロに相談するのがおすすめです。パーテーションラボでは、これまでにさまざまなオフィスのニーズに応えてきました。あなたのオフィスに適したパーテーションを導入したい場合は、パーテーションラボにぜひお問い合わせください。
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