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オフィスや店舗の内装に人気のガラスパーテーション。
デザイン性だけでなく、その機能性を最大限に活かすには、用途に合わせた“ガラス選び”が重要です。一口にガラスと言っても、コストや特徴はさまざま。基本の透明タイプから、不透明なガラスの「曇りガラス」には様々な種類もあります。
本記事では、一般的なコストが安く機能がシンプルな順に、ガラスパーテーションに使用される代表的なガラスの種類と、その特徴をわかりやすく解説します。オフィス内装などでガラスパーテーションを検討中の方はぜひご参考にしてください。
まず最も一般的でコストを抑えたい場合に選ばれるのがベーシックな透明の「フロートガラス」です。
いわゆる透明ガラスで、空間に抜け感や広がりを与えます。価格が安く、最もスタンダードですが、割れた際に飛散するリスクがあるため、安全性の面では補助的な対策が求められます。
使われるガラスの厚み選びも大切です。ガラスパーテーションの大きさにもよりますが4辺施工で3~6ミリ、強化ガラスや2辺施工であれば8~12ミリ程度です。
フロート(float)とは、日本語で「浮かぶ」という意味であり、これがフロートガラスという名の所以です。
「フロートガラス」は、製造方法のフロート法からきており、溶かした金属のスズの上に、溶かしたガラスの原料を流し込んで作られます。ガラスがスズの上に浮いた状態になり、自身の重みにより、キレイな平面が出来上がります。このフロート製法の手軽さにより、板ガラスが広く普及しました。
「普通板ガラス」といえば「フロートガラス」、「フロートガラス」といえば「普通板ガラス」。普通板ガラスとフロートガラスは同じガラスを指しており、板ガラス(ガラスパネル)と呼ばれるカテゴリーの中で最もポピュラーなものにあたります。
次に「型(板)ガラス」があります。
こちらはガラスの片面に模様をつけることで視線を遮る効果を持たせたものです。オフィスの他にも、トイレやバックヤードなど、目隠しと採光性の両立が必要な場所に適しています。コストも比較的安価で、模様のバリエーションによって空間にアクセントを加えることもできます。
パーテーションに使われるガラスの中で、特に混同されやすいのが「型ガラス」と「磨り(すり)ガラス」です。実際、注文時に「型ガラス」と伝えたつもりが、仕上がってみたら欲しかったのは「磨りガラス」だった…というケースは少なくありません。その理由のひとつが、呼び方の認識の違い、なんとなく「磨り(すり)ガラス」の方が「磨りタイプ」なニュアンスが強く感じられることからくるかと思いわれます。
型ガラスは片面にデコボコ模様があり、視線をしっかり遮りつつも光を取り込みます。一方、すりガラスは表面に微細な凹凸を付けており、やわらかな光とぼんやりとした目隠し効果が特徴です。よく見れば、見た目や目隠しの程度、採光のニュアンスが異なるため、設置場所や用途に応じて適切に選ぶことが重要です。
パーテーションラボでは、オフィスのガラスパーテーションの場合、視線カットのパライバシーや秘匿性の確保を重視するなら型ガラスを推奨しております。ショールームなどで、やわらかな光と空間の雰囲気を大切にしたいならば、磨りガラスの方が適しているシーンもあり、用途と目的がポイントです。
前出のように、やわらかな光の演出と適度な目隠し効果が欲しい方には「磨り(すり)ガラス」がおすすめです。
サンドブラスト加工でガラス表面に微細な凹凸をつけ、不透明に仕上げています。ただし、水に濡れると透けやすくなる特性があるため、用途によっては注意が必要です。
一方、より目隠し効果が高く、汚れにくさや清掃性も重視する場合には「フロストガラス」が最適です。
フロストガラスは、すりガラスの加工面を処理しなめらかにしたガラスで「タペストリーガラス」とも呼ばれています。「フロスト」とは、透明のガラスびんを薬品で”くもりガラス”のように加工したびんのことです。
白く半透明な見た目が特徴で、清潔感を演出しながらプライバシーも確保できます。
より安全性を高めたいなら「強化ガラス」が効果的です。通常のガラスの3〜5倍の強度を持ち、万が一割れた場合も粒状になるためケガのリスクを大幅に軽減できます。
また、防犯性や遮音性も求めるのであれば「合わせガラス」を選ぶと良いでしょう。
2枚以上のガラスの間に中間膜を挟み、割れても破片が飛び散りにくく、防犯や遮音に優れています。
そして、快適性や省エネ性能を徹底的に追求したい場合には「高機能ガラス」があります。
防音・遮熱・UVカットなど、特殊加工を施したガラスで、重要会議室や高級商業施設などに多く使われています。
以下に、上記の各ガラスの特徴を一覧でまとめました。
パーテーションラボでは、これら多様なガラスの中から用途やご要望に合わせた最適なご提案が可能です。
オフィスにおけるガラスパーテーションで、プライバシー性を確保しつつコストや施工性をバランス良く考えた場合、スタンダードとして多く採用されているのが「型ガラス」と「フロストガラス」です。
型ガラスは片面に凹凸模様が施され、視線を遮りながらも光は取り込めるため、会議室やバックヤード、トイレの仕切りなどによく使われます。一方、フロストガラスは白く半透明な表面が特徴で、より強い目隠し効果と清潔感を求める場面に適しています。どちらも加工済みガラスであるため施工性が高く、比較的リーズナブルな価格帯で実現できるのがポイントです。
フロートガラスに半透明のシートを貼り付けることで、曇りガラスにできるシートがフォグラスです。
フォグラスシートとは、透明なガラスの表面に貼ることで、まるですりガラスやフロストガラスのような見た目と目隠し効果を実現できるフィルムのことです。特徴は何と言ってもコストパフォーマンスの高さ。ガラス自体に加工を施すよりも安価で、既存の透明ガラスに後施工ができるため、リニューアルや短納期対応にも適しています。また、デザインや透過率も選べるため、空間に合わせた柔軟なプライバシー対策が可能です。
「フォグラスシート」を使ったガラスパーテーションで、全面に貼り付けて曇りガラスとして利用するほか、目線の高さだけに貼り付ける施工も可能です。施工も比較的たやすく、フロートガラスを曇りガラスにしたい場合や一部分だけ目隠ししたい場合に検討したいアイテムです。
パーテーションラボカタログ_「ガラスパーテーション製品のご紹介」
オフィスや店舗の内装に欠かせないガラスパーテーション。
「どれを選べばいいか分からない」「コストと機能のバランスを知りたい」「施工まで含めて提案してほしい」といったお悩みがあれば、ぜひパーティションラボへご相談ください。豊富な施工実績とガラス製品の知識を活かし、用途やご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。
ガラスパーテーションをご検討中の方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
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