受動喫煙防止のためにパーテーションを活用する

快適なオフィス環境を実現する

オフィスの作業環境を改善したい時、方法のひとつとして、パーテーションの導入があります。

 

オフィスには机、椅子、パソコンなど、作業に必要なものだけを用意すれば十分だと考える方も多くいらっしゃるかと思います。確かに、最低限必要なものだけを用意すれば、仕事をすることは可能です。

しかし、作業効率アップや、スタッフの定着率アップを考えた際に、「働きやすい環境づくり」を無視することはできません。

 

パーテーションを使った「働きやすい環境」への改善の一例として、社員個人のデスクにパーテーションを設置することで、周囲の視線による不要なストレスを軽減させる方法があります。

昔ながらのオフィスに馴染みのある方にとっては、

「他の人から見えにくくなることで、社員がサボり、逆に作業効率が落ちてしまうのではないか」

など、抵抗を感じることもあるかと思います。

しかし専門の業者と相談の上、工夫すれば、プライベート空間の確保と周囲の視線を両立した、そのオフィスに最適な空間を創ることが可能です。

 

 

昨今、このようにパーテーションを利用したオフィスの「働きやすい環境づくり」がますます進められていますが、そのひとつとして、特に注目を集めているのが「喫煙室の設置」です。

受動喫煙防止への問題意識が高まり、オフィスに対しても、早急にその対策が迫られているのです。

 

 

受動喫煙とは

受動喫煙とは、「他人の吸ったタバコの煙を周囲の人が吸わされること」(※1)です。煙草の煙には200種類もの有害物質が含まれ、発がん性物質だけでも70種類あると言われています。

近年、受動喫煙の危険性が周知され、問題意識が急速に高まっています。

オフィス内でタバコを吸うのが当たり前だった頃から時代は変化し、今日のオフィスではタバコを吸う人・吸わない人、双方への配慮が必須となります。

 

喫煙のために専用の部屋を用意するという選択もありますが、より低コストで喫煙室を造るためには、パーテーションの利用が適しています。

多くの方がイメージされるパーテーションは、人が立った際に頭が出る程度の高さの「衝立」が多いかもしれませんが、パーテーションと呼ばれるものにはいくつかの種類があり、喫煙室を造る際には、床から天井までを塞ぐ高さのものが適当です。

アルミパーテーションやスチールパーテーションと言われるものがこれに該当し、ガラスを使用したり、オフィスの雰囲気に合わせてさまざまな色を選ぶこともできます。

 

喫煙室を作る際に注意しなくてはならないのが、火の対策です。タバコは火事の原因となりやすく、平成29年の火災の原因としても最も大きな割合を占めました。(※2)

万が一の際に備えて、喫煙室のパーテーションは不燃性の高いものを選びましょう。

 

また、喫煙室を作る際には強制吸排気を行う分煙機を用意したり、光触媒を壁や天井に塗布するなどの臭い対策も効果的です。

健康意識の高まりとともに、タバコの臭いを気にする人も増えているので、しっかりと対策を講じる必要があります。

 

タバコを吸わない方にとって、タバコは理不尽に健康を害される危険なものですが、一方で、タバコを吸う習慣が身についた方がタバコを手放すことは、容易ではありません。

駅など、オフィス外での喫煙場所も年々減らされていく中、「働きやすい環境」として、タバコを吸う社員・吸わない社員、どちらにとっても快適なオフィスを実現することが求められているのです。

 

 

専門の業者に依頼する方法

受動喫煙防止のための喫煙室などを作ったり、オフィスにパーテーションを設置したい場合は、専門の業者に依頼することがおすすめです。レイアウトの検討や施工をするためには、専門的なスキルが必要となるためです。

 

多くの専門業者では、問い合わせをすると、依頼主と一緒に打ち合わせや現地調査を行い、コンセプトの立案、プランニングの検討などを行います。

直接話すことができるため、「開放感のあるオフィス」や「明るい木目調を使った演出」など詳しい要望を伝えることができます。

その後、提出された見積もりの内容に納得できた場合、発注をしていただき、施工に入ります。

 

オフィスを一新する際には、企業イメージを向上させたり、社員のやる気を引き出したり、最大限良い効果を引き出せるように、話し合いましょう。

 

 

組織が変更になったり、新たなスペースを作りたくなった時も、パーテーションは解体・再施工が可能です。

全面的な施工の場合と同じように、専門の業者が依頼主の意向や要望を聞いて、効率的に作業を進めます。その際にはぜひ一度、専門の業者に相談してみると良いでしょう。

 

 

※1 デジタル大辞泉「受動喫煙」

※2 総務省消防庁 平成30年8月の報道発表 『平成29年(1~12月)における火災の状況 ※平成30年9月25日 内容の一部を修正(平成30年8月7日)』