施工型パーティションで喫煙室を作る屋内喫煙ブースの施工事例をご紹介いたします。

 

1.施工型パーティションを用いた屋内喫煙ブース(喫煙室)の特徴

1. 煙の漏れ防止性能

  • 気密構造:パーティションと天井/床の接続部をシーリング材で処理し、煙の拡散を防ぐ。

  • 陰圧換気システム:室内の空気を外部に強制排気し、喫煙室内部を常に負圧に保つことで煙の流出を抑制。

2. 法令適合性

  • 健康増進法・条例対応:受動喫煙防止法に基づく「技術的基準」を満たす設計(20歳未満立入禁止表示、換気量0.5m³/min/m²以上など)。

  • 消防法適合:難燃素材の使用や避難経路の確保。

3. 機能性デザイン

  • 可変式間仕切り:スライド式や可動式パネルで空間の柔軟なレイアウト変更が可能。

  • 防臭対策:活性炭フィルターや空気清浄機の内蔵でタバコ臭を低減。

4. 快適性向上要素

  • サウンドインシュレーション:防音材を使用し、喫煙室内外の音漏れを低減。

  • LED照明・鏡面仕上げ:閉鎖感を軽減する明るい空間設計。

5. 施工効率

  • ユニット化工法:工場生産されたモジュール型パーティションを現場組み立てするため、短期間での設置が可能。

  • 既存施設対応:改修工事でも床/天井へのダメージを最小限に抑える設計。

6. 維持管理

  • メンテナンス性:パネル単位での交換が可能で、傷んだ部材の部分修繕が容易。

  • 清掃効率:防汚コーティングを施した平滑面で拭き掃除を簡易化。

 

2.代表的な屋内喫煙ブース(喫煙室)施工事例

 

  • オフィスビル:共有フロア部分への設置(排気ダクト連動)
  • 商業施設:フードコート隣接型(スライドドア+灰皿付き)

  • 工場:休憩スペースとの一体型(ファクトリーブース)

※注意点:2023年4月時点で、東京都など自治体によっては「屋内全面禁煙」条例が施行されているため、新規設置の可否は必ず事前確認が必要です。

 

レストランの喫煙ブース

 

 

喫茶店で施工させていただいた喫煙室です。
歴史ある喫茶店の雰囲気になじむ木目柄のパネルがおしゃれです。天井部は造作でダクトを隠すことで、違和感のない仕上がりになっています。

受動喫煙防止を目的として健康増進法が改正されたタイミングで作られた喫煙室で、「本当は法律に従って禁煙にするつもりだったけど、近くのパチンコ店から来てくれるお客様も多いので、タバコが吸えないとかわいそうかなと思って」という設置の理由に、こちらの喫茶店が長く愛される理由が見えました。

 

アミューズメント施設の喫煙ブース

 

アミューズメント施設の喫煙ブース

 

ビリヤード店の喫煙ブース

横にダーツ台があるため、万が一矢が反れてブースにぶつかっても大きな事故に繋がらないよう、全面をパネルでデザインしました。

壁に近いアイボリーのパネルに暖色の明かりが反射して、良い雰囲気を演出しています。

 

3.喫煙ブースはパーテーションラボにお任せください。

 パーテーションラボが提供する喫煙ブースは「施工型パーテーション」の喫煙ブースです。

だから高さ×幅×奥行きなどすべて自由設計。喫煙ブース専門の担当者が、お客様の室内の状況をお調べし、最適なご提案を行っております。

受動喫煙対策、分煙空間の設置を検討しているかたは、是非お問い合わせください。

 

喫煙室、喫煙ブースはメーカー直販のパーテーションラボ