トイレトレーニングを親子一緒に楽しくスムーズに行おう

トイレトレーニングを始める時のポイント

子育てで頭を悩ませるものの一つにトイレトレーニングがあるのではないでしょうか。

トイレトレーニングが難しいのは、日常的に子どもの目に触れる行為ではないので、説明しようとしてもなかなかうまく伝わらないためです。食べることや寝るといった行為は日常で毎日目にする行為であり、絵本やテレビなどのシーンでもよく使われるため、子どもが理解しやすいと言えます。

特に食べるなどの行為はみんな一緒に行うことができるため、教えやすいということもあります。

その反面、トイレトレーニングは個人の性格的な部分や生理的な部分も関係するため、ひとくくりでみんな一緒にすることが難しいものです。

 

デリケートなトイレの問題ですが、トレーニングに関してはいくつかポイントがあります。まず始める時期についてです。最も多い時期は2歳から2歳半ごろですが、1歳半から始めるという場合や3歳で始める場合もあり、ばらつきがあります。

具体的には、簡単な問いかけに答えられるようになる、おしっこの感覚が2時間以上あく、便座やおまるにしっかりと座っていられる、ということができるようになった時期が、トレーニング開始のひとつのタイミングとなるでしょう。

 

保護者の方にも子どものトイレトレーニングに付き合えるだけの精神的余裕と時間的余裕が必要になります。しかし、大人の都合で「今日トレーニングしたけれど、明日はしない」などと日によってばらつきがあるとトレーニングがなかなか進みません。

また保護者の方がイライラしてしまうと子どもが萎縮してしまい失敗するというようなことも考えられますので、保護者の方も大らかな気持ちで受け止めてあげることが大切です。子供が反抗期に入るイヤイヤ期には、できることも嫌がったり反抗したりするので、子どもの精神状態が安定している時期がよいでしょう。

 

トイレトレーニングの具体的なやり方

トイレトレーニングの具体的な方法として、最初のステップでは子どもにトイレに行って排せつをするという行為を理解してもらうことです。絵本やアプリを使ってトイレやうんち、おしっこといった言葉も伝えます。実際におまるを購入して人形などを使って説明しても分かりやすいでしょう。

子どもがトイレについて興味を持ち始めたら次のステップに進みましょう。実際にトイレに連れて行き、補助便座やおまるに座らせてみます。一日に何回かトイレに誘って座らせますが、ここでは座るのに慣れてもらうのが目的なので、必ずしも成功しなくて大丈夫です。

この段階でトイレに行くのを嫌がったり便座やおまるに座るのを嫌がったりするようでしたら最初のステップに戻って、絵本や人形などで遊びながらトイレについて理解を深めてもらいます。

 

トイレで座ることに慣れたら、生活リズムに合わせてトイレに誘うようにします。朝起きた時、食事の前や後、寝る前など、時間をある程度決めてトイレに行きます。

トイレに行った時にうまくおしっこやうんちが成功したら、「おしっこが出たね」、「うんちが出たね」と確認してあげます。このように声をかけてあげることで自分からおしっこが出た、うんちが出た、と言うようになります。

 

最後のステップとして、自分から「トイレに行く」と言えるようにします。

最初はお家の方が、時間を決めて誘ってあげてトイレに行くということを習慣づけます。トイレに行った時にうまく成功したら上手にできたね、とたくさん褒めてあげましょう。

トイレで成功するようになったら昼間はおむつをやめてパンツを履かせます。パンツになると失敗した時に不快さを感じるので、失敗しないようにその前にトイレに行こうという気持ちが芽生えてきます。昼間パンツで過ごせるようになったら、夜もパンツだけで過ごせるように挑戦してみましょう。

 

トイレトレーニングの豆知識

トイレトレーニングをうまく行うには薄着になる春から夏がおすすめです。

薄着なので、洋服の着脱がスムーズに行えます。またトイレに失敗した時の洗濯物も乾きやすいのでお家の方も楽です。冬はトイレに入るのが寒いということもありますが、春から夏の季節は適温となります。

 

子供がトイレトレーニングを嫌がる場合には、トイレが快適な場所になっているかもう一度チェックしてみましょう。トイレが薄暗かったり、閉塞感があったりするとそれが原因になっている場合もあります。

トイレは明るく、楽しい雰囲気づくりを心がけます。トイレの壁の色を明るい色に変えたり、トイレカバーやトイレの小物を人気のキャラクターに変えたりするというのも一つの方法です。トイレに子供が好きなシールを用意しておき、トイレが成功したらそのシールを貼るというのも効果的です。

 

トイレトレーニングがうまくいかない場合は、保護者の方もイライラしてつい小言を言ってしまいがちですが、失敗しても怒らないようにすることが大切です。怒ると子どもが萎縮してしまい、さらに失敗するという悪循環を招きかねません。

どうしてもうまくいかない場合は月齢がまだトイレトレーニングに達していない可能性もあります。その時は思い切っていったんトレーニングをやめて、別の時期に始めるという方法もあります。

一度トレーニングに失敗しておむつに戻ったけれど、しばらくたってから再開すると簡単に成功したというケースは多いので、焦らず行うのがポイントです。