オフィスにおける防災対策は非常に重要で、従業員の安全を確保し、ビジネスの継続性を保つために様々な側面を考慮する必要があります。

特に内装関係における点検項目は重要です。

以下に、オフィス内装に関する防災対策のポイントと施工型パーテーションの防災性能をご紹介します。

 

1.火災対策と消防設備の点検

 オフィス内での火災発生時の対応を確保するために、防火扉と消火器の定期的な点検が必要です。

防火扉は正常に閉まり、消火器は使用可能であることを確認しましょう。また、非常階段や緊急脱出経路が障害物で塞がれていないことを確認し、適切な避難訓練を実施して従業員の安全を確保します。

 

2.電気設備の安全確保

 オフィス内の電気設備は、火災や感電のリスクを最小限に抑えるために点検が必要です。

定期的な配線とコンセントの点検を行い、摩耗やダメージがないかを確認しましょう。また、緊急停電設備を設置し、電源のすばやい切断が可能であることを確保します。

これは日頃から気にしていない職場や従業員が、とても多く、非常に怖いことです。

あなたのオフィスにも、PCをはじめビジネスに欠かせないデジタルツールの配線が、複雑に絡んだデスク上やデスク下の光景はありませんか?

 

3.耐震性の向上と家具の安全確保

 オフィスビルの建物耐震性は地震時に非常に重要です。建物の耐震性評価を行い、必要に応じて補強措置を実施します。

また、家具や設備を地震に備えて固定し、転倒や破損を防ぎます。非常用キットを準備し、災害時に備えて食品、水、懐中電灯、ラジオ、医薬品などが含まれることを確認しましょう。

 

4.地震時におけるパーテーション間仕切りの転倒や二次災害の注意点とは

 パーテーション間仕切りが地震時に安全性を保つためには、耐震性を備えた製品を選択し、適切な設置と固定を行うことが不可欠です。

また、二次災害を最小限に抑えるために、従業員の教育と訓練も欠かせません。

 

 1.パーテーションの固定: パーテーション間仕切りは、地震時に転倒する可能性があるため、しっかりと固定されていることが重要です。壁面にしっかりと取り付けられ、床にもしっかりと固定されたパーテーションが望ましいです。特に、高層ビルでは地震対策の一環として、パーテーションの耐震性を向上させるための設計が求められます。

 2.転倒防止のデザイン: パーテーションの設計において、地震時の転倒を最小限に抑える工夫が必要です。低重心のデザインや補強材の使用などが考慮されるべきです。また、複数のパーテーションが連結できる設計にすることで、複数のパーテーションが互いに支え合い、転倒を防ぐことができます。

 3.非常時のアクセス: パーテーションの間仕切りには、非常時に迅速に通過できる仕組みを組み込むことが大切です。パーテーションに非常用のドアや開閉機構を備え、地震時に効率的な避難を可能にすることが望ましいです。

 4.地震対応の訓練: オフィス内の従業員には、地震時の適切な行動を教育し、避難訓練を定期的に実施することが重要です。パーテーション間仕切りの転倒時の適切な対応方法もトレーニングに含めるべきです。

5.火災に強い施工型パーテーション製品とは

 火災に対する安全性がますます重要視されており、オフィスや商業施設においても、火災に強いパーテーションが求められています。

火災に強い施工型パーテーションは、耐火性、耐熱性、そして適切な設計によって、火災時の安全性を確保するために設計されています。以下は、火災に強い施工型パーテーションの主な特徴と利点です。

 

 1.不燃性と耐火性: 火災に強い施工型パーテーションは、特殊な耐火材料やコーティングにより、高温に対する耐性を持っています。この耐火性は、火災初期段階において炎や熱から保護し、火災拡大を遅延させます。例えば、1時間の耐火性を持つパーテーションは、初期の火災対策として非常に有効です。

  2.熱放散の最適化: 火災に強いパーテーションは、熱放散を最適化するための設計に工夫を凝らしています。これは、パーテーション自体が過度に熱せられないようにし、周囲の空間への火災の影響を最小限に抑えるための重要な要素です。特殊な断熱材や設計により、熱の伝導を抑制し、安全性を向上させます。

  3.開閉機構と非常用アクセス: 火災に強い施工型パーテーションには、非常時にスムーズな避難を可能にする開閉機構が組み込まれています。火災発生時にパーテーションを迅速に開放し、安全な避難経路を提供するために設計されています。非常用アクセス用のドアやハンドルが備えられていることが一般的です。

 4. 耐久性: 長期間の使用に耐える耐久性も重要です。火災に強いパーテーションは、高品質の材料と製造プロセスによって作られ、長寿命を実現します。これにより、長期にわたって安全性と信頼性を提供できます。

 

火災に強い施工型パーテーションは、建物の火災安全性向上に不可欠な要素であり、多くの利点をもたらします。建築プロジェクトや施設管理者にとって、火災に備えた設計や施工に投資することは、安全性とビルの価値を高めるマスト項目です。

 

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9月1日防災の日|パーテーションの防災性能

 

耐火・耐震対策、防災性能に優れたオフィス内装のご相談は、パーテーションラボへお問い合わせください! 

 オフィス内での防災対策を強化し、従業員と資産の安全を確保することは定期的な見直しは欠かせません。

定期的な点検と訓練を通じて、防災意識を高め、オフィスの安全性を向上させることが大切です。パーテーションラボでは、施工後もご相談に応じてパーテーション間仕切りの点検もいたします。また、実物を見ることでリニューアルイメージが湧いたり、固まることが多いので、ぜひ一度、ショールームにもお越しください。

 

パーテーションラボショールーム

 

ショールームは『秋葉原駅』から徒歩6分!!
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